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おいでんバスで巡る、とよた酒史回廊 その3 Viva! 平成の大合併編 [旅行]

とよた酒史回廊巡りも残すところ2カ所。 今日は豊田市山間部へ。 まずはガイドブックのプランに従い、9:33豊田市発旭行へ乗車。 バスは矢作川沿いを走り、10:00いったん広瀬バス停で停車。

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広瀬バス停は、2004年に廃止された名鉄三河線の旧三河広瀬駅前にあります。 現在の駅舎は広瀬地区のふれあい広場として活用されています。 写真はありませんが、駅構内はなんとマレットゴルフ場になっています。

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また、このバス停は「旭・豊田線」と「さなげ・足助線」のJCTになっており、それぞれの上下線、計4台のおいでんバスが揃ったのちに各地へと出発する手はずとなっております。 4台無事にそろい、お客さんの乗り換えを見届けた後に10:05旭地区の小渡に向かって出発します。 ちなみにこれから行く中垣酒造のある旭地区と、吟醸工房のある稲武地区は、平成の市町村大合併により豊田市になりました。

春になればアユ釣り客でにぎわう矢作川沿いを北上、途中から私の貸切状態になったバスは、10:31「有間(あんま)」バス停に到着。 あいにく雨が降り始めましたが、酒蔵はすぐそこなのでカサを出さずに「中垣酒造」の事務所に走りこみます。

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趣のある店舗兼事務所。 「賜冠(しかん)」というお酒を造っています。 

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初しぼりを試飲させていただきます。 一本購入し、お土産に「賜冠」ロゴ入りの桝をいただきました。 「これは大垣の”ますや”さんで作ってもらったんですか?」と聞くと、「うちは半田の方にお願いしてるけど、ひょっとしたら作ってるのはそこかしらね」とはお店の方。 中垣さんはこれから本格的に仕込みシーズンに入るということで、残念ながら酒蔵見学は出来ず。

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帰りのバスまでは時間があるので、一区間歩いて「笹戸温泉」に戻ることにします。 

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笹戸の水力発電所、揚水式ですか?

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時間のある人は笹戸で温泉に入ったり、ホテルで食事を楽しまれればよいかと思いますが、私はこれから稲武の吟醸工房まで行かねばならないので、バス停前の旅館兼喫茶店で休憩したのち、11:35笹戸発に乗って広瀬に戻ります。 写真のバスは名鉄バスの車体を使用してますが、安心してください「おいでんバス」です。 今朝乗ってきたバスが折り返してきたんだね。 

稲武に向かうには、旭線の終点「小渡」から直接「足助」に行く、「旭・足助」線という路線もありますが、この時間帯は本数が少なく、いったん広瀬に引き返した方が結果的に早くなります。

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12:00広瀬着。 おいでんバス4台(一部名鉄バス使用)のそろい踏み。 あれ、ピント狂ってる。 カメラのダイヤルずれてた。 「さなげ・足助線」に乗り換え、12:05足助に向け出発。 R153に出て北上します。 ひまわりの湯に向かう、勝手知ったる道です。

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12:23「香嵐渓」着。 「稲武・足助」線を待つ間、昼休憩にします。 紅葉の名所・香嵐渓もシーズンオフ。 

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2月・3月は「中馬のお雛さま」をやっているので、もっと観光客が居てもいいんですが、今日はあいにくの雨で人手はまばら。 旧街道のほうは多いのかな?

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香嵐渓側は飲食店もあまり開いてないので、お土産屋で五平餅をいただく。

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こちらにもおひな様。 待ち時間もそんなにないので五平餅をさっと平らげ、観光駐車場でトイレも済ませ、12:56稲武行きに乗り込む。 バスちっちゃ! 整理券も電光表示板もない、かわいいバスでした。 車内の表示板がないので、運転手さんが次のバス停をアナウンスしながらの運転です。 私の乗ったバスは女性の運転手さんでしたが、声がとってもキュートでした。

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R153を北上、から揚げポイントも通過して、いよいよ伊勢神トンネルに。 ここは、この地方に就職した若者が深夜に必ず訪れる巡礼ポイントです。 本当の心霊スポットはこの山の裏の旧道のトンネルなんだけどね。 もちろん、私も金曜日の深夜に行きました! 新道・旧道両方とも...  それはさておき、このトンネルを抜けると稲武です。


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