元日ははとバスに乗って横浜へ [旅行]
うちの正月は、毎年ホテルのおせちを買って家族水入らずだったのですが、こどもが さいたまに就職したので、ことしは私ら夫婦がさいたまに行くことにしました。 大晦日は大宮のルミネやそごうでオードブルとお寿司を買って、こどものアパートの床に広げて晩餐です。 そして明けての元日は事前に申し込んでいた はとバスツアーのために東京へ。
行きの列車から綺麗な富士山が。 関東平野ってこんなにはっきりと富士山見えるのね。 はとバスは子どもの引っ越し手伝いで上京するたんびに日帰りツアーに参加していて、今回は私たちは3回目、子どもは初めての参加です。 横浜への日帰りツアーです。
正月だから混んでるのかなと心配していた首都高も、それほど交通量は多くなく、すんなりと港の見える丘公園へ。
港の見える丘というよりは、”港湾施設の見える丘公園”やね。
ガンダムも見えます。 確かガンダムは全高18mって設定だけど、あんなに大きく見えるのね。 あいにく正月ということもあって公園回りの店は何処も閉まっています。 かといって他のお客さんみたいに洋館を回ることもせず、我ら家族は脇道に入って山の手の一般家庭を見物しました。 やっぱりというか、昔から住んでいる庶民と、最近越してきたような成金さんの家が入り交じっていて面白かったです。
お昼は横浜中華街で豪華ランチです。
さすがに中華街は人が多い。
ツアーで中華なので、円卓に2・3の家族が相席となるのですが、料理は家族ごとに分けられて配膳されるので気兼ねなく食事が出来ました。
デザートも美味しかったけど、予定よりも食事時間が長くなったので中華街散策は30分くらいしか残っていません。 お腹も膨らんでるので食べ歩きなどはせず、比較的すいている店でお土産買って終了。 これで我が家は、長崎・神戸・横浜の3大中華街を制覇したことになります。 横浜は人が多いので、今度来るなら平日かな。
次はマリンタワー。 はとバスはなんでこうも客をタワーに連れて行くカネ? お上りさんだから?
富士山綺麗に見えます。 ちょっと東京タワーやスカイツリーと比べて、こういう規模のタワーの方が地味に怖いですね。 床揺れてるのわかるし。 そうそうに下山します。
最後は横浜港クルーズ。 まあクルーズといっても15分くらいだから、渡し船みたいなもんやね。 なんだかんだで1日 横浜を満喫出来ました。 はとバスいいね。
そして東京へ戻る首都高、ちょうど羽田の近辺に来た頃に一斉にお客さんの携帯から「ツナミデス!」の声が。 どうやらまた能登半島の方らしい。 らじるらじるでNHKのニュースを聞くと、女性アナが興奮した声で「逃げて!」って叫んでるので事の重大さがわかる。 バスが有楽町~銀座~皇居前を通っている頃には新幹線も止まっているという情報が入る。
表面上は何事もないような感じでバスは東京駅に戻り、運転手さんとガイドさんにお礼もそこそこに東京駅に入る。 本当はグランスタやキャラクターストリートで遊ぶはずだったけど、とりあえず無事に動いているうちに高崎線に飛び乗って さいたまへ戻る。 やっぱり能登は大変な事になっていると感じながらも大宮そごうのレストラン街で夕食を食べて解散。
翌日は子どもの職場回りを見学して高崎線で東京駅へ。 在来線にグリーンがあるんですね。
帰りの新幹線の時間まで、昨日行けなかったキャラクターストリートへ。 日テレ屋で買った、トッパーマンのアクスタたち。 サンドファンのヨメさんのために、ダテ兵とトミー大将軍が欲しかったんですが、まあ当たりのうちか。
帰り楽しみにしていたシンカンセンカタイアイス。 売り切れで補充中だったので買えず、残念。
なんか今年は荒れた年になりそうだけど、なんとか穏やかに暮らせますように。
たなくじです。
北陸 石探しの旅 [旅行]
名駅のバスセンターから高速バスに乗って富山へ行きました。
うちの北陸旅行といえば福井のカニですが、子供が翔んでさいたま県に就職したので、とりあえず来年の北陸新幹線敦賀開通までおあずけにして、富山で紅ズワイガニでもということになりました。
富山駅で子供と合流、レンタカーで東に向かいます。
まず腹ごしらえに、氷見きときと寿司の黒部店へ。
地魚盛りとかに三昧と白エビ唐揚げ。
子供は相変わらずのさび抜き。 富山湾の魚介を堪能したあとは、道の駅 市振の関へ。 ここに入っているヒスイショップが2時までなんですよ。 とりあえず、ヒスイの実物をよく観察してから市振海岸へ。
わーい、波高い! おまけに今満潮だ! 糸魚川河口から境海岸までの一帯はヒスイ海岸と呼ばれています。
押し寄せる高波、重なる悪条件。 こんなん、ヒスイなんて見つからんよ! まあ、もとよりヒスイがザクザク獲れるとは思っていませんが、まずは雰囲気だけでも。 それでも家族で20~30分ほど真剣に探します。 よく見ると、重装備のプロらしき人が波打ち際を何度も往復してる。 こういう日こそ海岸が削れて、思わぬ掘り出し物があるのでしょうね。 当然めぼしい成果もなく、いったん富山に帰ってホテルにチェックイン。 本来なら、富山のデパートで子供の服とか買ってやろうと思っていたんですが、「金沢へ行きたい」と のたまう亜子。
計画を変更して新幹線に乗って金沢へ。
わずか22分で金沢です。 子供が駅ビルでお土産を物色している間、我々夫婦は日航ホテルのあるビルへ。
石の華さん、鉱石見本から宝石のルースまで様々な石が置いてある、ヨメさんの一押し店です。 ヨメさんが石探ししている間に私は駅ビルに戻って日本酒売り場のバーで飲み比べを...
いや、閉まってる。 聞けば、人出が足りなくて開けてられないそうです。 労働者不足の影響、ここまで忍び寄ってきたか! 半分やけで高いお酒を購入。
その後、エチオピア産オパールの原石等を購入して満足げなヨメさんと合流、子供のお土産をたくさん買ってあげて富山へ戻る。 降ったりやんだりの天候に悩まされながら、駅前の居酒屋で地酒と地鶏と地魚を満喫。 1日目は終了。
翌日、ゆっくりめにホテルを出て(汚れ物の下着、ホテルに忘れてしまってた!)、新幹線で新高岡へ。 乗車時間6分です。
向かった先は能作さん。
まずはカフェで黄金プリンを。 コップが全部錫のタンブラーでしたが、これ8千円くらいするのな、1個。
子供が鋳物体験している間、我々はクルマで高岡市内へ。
国宝の瑞龍寺。
いや、立派。 さすが前田の財力。 瑞龍寺を見学したあと能作へ戻り、子供をピックして高岡市内へ。 市内一番の繁華街で買い物の予定です。 まずは地元の老舗レストランでランチ。
Aセット。 デミグラス美味しい。
Bセット盛りだくさん。 グラタンもマッシュポテトも懐かしい味がします。 お腹を膨らませて町一番のショッピングモールへ行ったんだけど、寂れてる。 ここは元は百貨店みたいだけど、1階以外は行政機関のサテライトみたいです。 はっきり言って、高岡寂れてる。 新幹線駅のイオンにみんなお客さん取られているのね。 高岡以外もみんな大垣か養老みたいだった。 有名な地場産業があっても地方都市きついんやな。
新高岡で駅弁買ってやって子供を見送ります。 仕事頑張ってるけど、辛いこともあるんやろな。 年末そっち行くからね。
我々はイオン口のバス停から高速バスに乗って名古屋へ。 3列シートっていうからこれにしたんだけど、ちょっとバスが狭かった。 帰り、一宮JCTの渋滞を避けて一旦下道に降りて名古屋高速に乗り直して30分遅れで名古屋へ。 まあまあ楽しい旅でした。 ヒスイ海岸とか氷見とか黒部とか、今度はじっくり楽しみたいね。
戦利品の一部。 石はヒスイのことは諦めて、色と表面の模様で気に入ったやつを持って帰りました。(私の拾った白い丸いのはひょっとしたら) お酒は20年ものの古酒。 あたりか外れか?
庵野秀明展に行きました [旅行]
このお盆、親の様子を見に1日だけ里帰り。 ちょうど山口県立美術館で「庵野秀明展」をやっていたので、事前にチケット予約して見に行きました。
ちなみに去年は「小山雪岱スタイル」をやっていました。 この時期、いい展示やってますね。
ちなみに山口市のアーケード街は庵野展ののぼりがあちこちに立っていたり、宇部市では町を挙げてエヴァ展をやってたりと、県をあげての庵野推しです。
中は版権ものや映像作品を除いて、ほぼ撮影可です。
前半は庵野が幼少の頃に親しんだ特撮・アニメの展示があり、私はこちらが目当てかな。
貴重な撮影用プロップが、たくさん。
庵野の学生時代の作品コーナー。 私、学生時代は宇部に住んでたんですが、知り合いが宇部高関係かどっかから、今回展示のあった「ナカムライダー」とかの8ミリ持ってきて見せてもらってたんで、作品の背景の昔の宇部の町並みふくめ、自分も学生時代を思い出しました。 もう40年たってんだねぇ。
DAICON版「帰ってきたウルトラマン」のマットアロー。 これが紙製だと知って、たいへん感銘を受けたのを思い出す。 後半はエヴァコーナーで、来場者の多くが足を留めていましたが、私はTV版最終回からエヴァは一切見ていないので、宇部の風景だけ見て退場。 私が宇部に住んでた頃はギリギリ大和の屋上がありました。 あのへんは「バンブー」の定食とか「おせつ」の天ぷらによく行きました。 あと「長州安さん」。
宇部空港にも行きました。 こっちもエヴァ推しです。 宇部空港、駐車場無料というのがいい。 そういえば宇部有料道路、今 無料なんだね。
そんなに大きくなかったエヴァ。 宇部空港ではお土産やで特産品を物色。 そこですごいものを発見。
右端の「みちしお」の貝汁! あの貝汁がそのまま冷凍になってます! すごい。 あと、カープソースに瓦そばのつゆ、甘露醤油など。 観音屋のデンマークチーズケーキを買うためだけに新大阪で降りました。 ぴよりんは事前に予約して取り置いてもらう、”ぴ予約”を利用。 これ、店頭で買ったときに付けてくれるプロテクターがないので、ちょっと揺らすとひっくり返るので要注意です。
”木になるカード”コンプリート! と天竜峡の「時路屋」さん [旅行]
秋の週末、まつのやへ井筒の生ワインを買いに、そして、「木になるカード」をコンプリートするためにR153を登ります。 緊急事態宣言も過ぎ、秋の紅葉シーズンも真っ盛りで、いつもよりクルマの数も多い。 足助を9時前に通過しましたが、民間駐車場の呼び込みが盛んでした。
まず訪れたのは、阿智村の”五和(ごか)の里”。 ここは、写真家の方がやっているカフェで、地元のカメラ愛好家のお年寄りのたまり場(いい意味で)になっているようです。
こっからの眺めは最高です。 中央アルプスに南アルプスの山々が白く雪をかぶっています。 星空もきれいでしょうね、そりゃ写真撮ってみようかと思うはず。 コーヒー飲んで、アクセサリー買って、最後のカードをゲット。 レアカードは最寄りの役場でもらうようです。
常連の方に、どれがどの山かを教えていただきました。 日本で2番目の高さを誇る北岳も見えてるんですね。
阿智村の役場で最後のレアカードを入手。 木製のカードらしいけど、印刷のような気も... さて、R153を降りる前に昼食をば。
前から気になっていた、天竜峡前の時路屋さん。 ”じろや”で検索しても出なかったけど、”ときじや”だったのね。 店前に駐車場がないので天竜峡の駐車場にクルマを停めて、昼前に入店。
カツ丼(ご飯少なめ)と中華そば。 いや~、飯田・南信のカツ丼と中華そば やっぱりうまい! カツ丼は甘辛くてタマネギの具合が最高、カツも美味しい。 中華そばは毎日食べられる味、麺の感触も最高です。 ガツガツ食ってると、お店の人が『急いで食べんでもいいよ』。 急いで作れないからと、お店の中が8割くらいの入りで新規のお客さんの入店を制限されているのですが、いや、気を遣って早く食べてるんじゃなくて、熱いものを熱いうちに食べようとしてただけでなんです。 次はいよいよ、飯田市の満津田食堂や上海楼に行ってみよう(こないだ行ったら、店休日とか夜間予約のみ でした。)
天竜峡、お客さんいっぱい来ていました。 帰りは阿智村PIAで柿の種チョコと生わさび買って、まつのやで買い物して帰宅。
香嵐渓、大渋滞でした。
本日の収穫。 井筒の生ワイン。 今年は白の酸味がいいと、まつのやアキコさん。 そしてブログで宣伝してた信濃鶴。 次は12月の初め、空と吟を買いに行きます。
紋次郎と縄文のビーナス [旅行]
休暇を取っての信州行き。 本命は伊那市の高遠の某所。 黒松仙醸の醸造所の近くの、なんてことは無い農道。
ここは、「木枯らし紋次郎の」のOPの撮影地らしいと、複数のファンの方のサイトで紹介されています。
一度来てみたかったところです。 遠くの山の稜線は一致しますが、後方の林が育ち過ぎちゃって、中腹の山の形はよくわかりません。 まあ、半世紀近くたってるからなぁ。 他にも、ロングで撮られていたS字型の山道は、今は山林に埋もれて視認出来なくなっているそうです。
さて、高遠から峠を越えて茅野市へ。
尖石縄文考古館です。 暗黒神話の冒頭に出てくる施設ですが...
なんと国宝の土偶2点と、暗黒神話の物語に深く関わる ”蛇体把手付深堀形土器” も貸し出し中でした。 おととし国立博物館で見てて良かった。 まあ、お目当てのものはありませんでしたが、なかなか興味深い展示でしたよ。
考古館の前の草原には尖石遺跡、そしてそこを下るところにあるのが、尖石様です。
尖石様を拝見した後は昼食。 すぐ近くの竜神池の近くにあるのが竜神亭さん。
ここでは帝国ホテル伝統のカレーが食べられるそうです。
まずはオニオングラタンスープの単品。 ヨーロッパで食べてたものよりは小ぶりでした。
そして帝国ホテルのカレー。 今は無き地元の百貨店のカレーが、有名ホテルで修行したコックが作った味というので、その面影を探したのですが... 似てるような違うような。。。 でも美味しいよ、高いけど。
デザートは道中で見つけたアイス屋さん。 ミルク味と花豆。
ここからの眺め、抜群です。
帰りは地元のツルヤと諏訪湖SAで買い物。 牛乳パンがありました!
駐車場にはFZRが置いてないか探す。(まだ誰もクリアしてない)
今回のお土産。 牛乳パン、いたって普通のパンじゃ~。
平谷村謎解きゲームと木になるカード [旅行]
緊急事態宣言が開けての週末。 R153を上って平谷村に。 やっぱりクルマ多い!
まずは道の駅のトイレの反対側にある情報休憩室へ。
”平谷村周遊謎解きゲーム 秘境に眠る黄金を探せ”です。 指示書とヒントをもとに、道の駅周辺のスポットのポイントを巡って謎を解きます。
ひまわりの湯→苔屋さん→諏訪神社→木の公園と回っていきます。 結構むずいですが、やってるうちにコツがわかってきます。 回ってると平谷村民から、「それ結構難しいでしょ? 私、出来ませんでしたよ」と声をかけられます。 最後に まつのやさんで答え合わせ。 商品のバッジと第2ステージへの新しい挑戦状をもらいます。
第2ステージの舞台は平谷スキー場。 モトクロスの練習場になってました。
無事に第2ステージも解いて、回答を提出。 何かが当たるそうです。 だいたい1時間強くらいです。 最初はとっつきにくかったけど、コツをつかむとなんとかなる。(つかめないと結構時間がかかる) よく出来たクイズですが、信州大学のクイズサークルが監修されているとのこと。 11月末まで楽しめます。
さて、平谷スキー場では事務所の人を呼んでコーンスープを購入。 ここは、例の”木になるカード”のポイントでもあります。 高嶺のブーナス(ブナ)のカードをゲット。 次はネバーランドでトイレ行って、根羽村の方へ。
福嶋麺類食堂で昼食。 本当は焼きうどん(750円)がカード対象ですが、焼きそば定食(850円)でOkにしてもらいました。 お腹が減ってたので、啜るように焼きそばを完食。 最後に住岡屋商店で手作り惣菜を購入して、今日3枚目のカードをゲット。
本日の収穫、七笑のひやおろし、仙醸のどぶともも、そして在庫があるから買って行ってと懇願された”ござねぶり”の生酒と甘酒。 木になるカードは、ミッション達成に”食事”というのが多いので、あと3回は行かないとコンプ出来ません。 中には、いつもお客さんいっぱいの”じねん亭”とか、食事には事前予約が必要な(しかも鯉料理)湯川沢とか、結構ハードル高し。
ドイツ西部で大規模洪水被害 [旅行]
ドイツ西部やベルギーで大雨による深刻な洪水被害が起きているそうです。 アールヴァイラー、アルテンアール、オイスキルフェン... いつもニュルブルクリンクに通っていた時に通っていた街々です。 秋にはフェーダーロッターを買いに毎週訪れていました。
ブドウ畑に古い石造りの美しい街並み。 ドイツでは珍しい赤ワインの産地だったんですが。 不明者が1000人を超えるという情報も有り、とても心配です。
鉄腕DASH!!のカレー特集に出ていた海自の潜水艦”ずいりゅう” [旅行]
某メンバーの脱退で、このところ人気に陰りが…と言われている 「鉄腕DASH!!」ですが、昨日の海自カレー特集は久々に話題になっていたようです。 その中で紹介されていた潜水艦の”ずいりゅう”(”そうりゅう”型の5番艦 SS-505)ですが、我が家では神戸の三菱の造船所で建造中の姿を目撃していました。
↑これですね、 とおもっとったら、この時期(撮影日は2012年の7月27日) ”ずいりゅう”は進水式が済んで公試直前なのか。 つーことは、”ずいりゅう”は下に漬かってるやつで、上にいるのは点検中の”はくりゅう”(SS-503)か、建造中の”じんりゅう”(SS-507)? え、でも、起工から5カ月でここまで形になる?? それとも公試直前の最終点検っちゅうことですか?
縄文展と「暗黒神話」 [旅行]
今年のお盆は一日だけ東京上野に行きました。
科学館の横を抜けて向かったのは…
東京国立博物館。
縄文展です。 今回は火炎土器のほか、遮光器土偶から縄文のビーナス、仮面のビーナスなどの国宝級の土器や土偶が一堂に会するという、一大展示会です。 もちろんこれだけでも見に行く価値はあるのですが、私が一番見たかったのがNo.155の「蛇体把手付深堀形土器」(茅野市尖石遺跡出土)です。
これは、諸星大二郎さんの「暗黒神話」の物語冒頭に出てくる土器なんですね。 それで、今年の夏は茅野市の尖石縄文考古館に行こうかと計画していた所、土器も土偶も全部 国立博物館に行っているというので上京を計画したのでした。
「太陽の地図帖 『暗黒神話』と古代史の旅」(平凡社 2014年8月刊)に掲載の同土器と諸星先生。 暗黒神話の舞台を旅してみたいと思っていた私には願ってもない一冊です。
見学後は館内のカフェで何故か販売していた京菓子で一服。
お土産。 本館のショップで売っていた”びじゅチューン!”のグッズは、子供が喜ぶかと思ってたら、ヨメが喜んで取っていきました。
仁徳天皇陵に行きました [旅行]
梅雨入りして間もないころ、またまた2.5Dミュージカルに行くという子供のお供で大阪に行きました。 近鉄で鶴橋に行って、環状線で森ノ宮に。 劇場の様子を窺いながら、近くの鉄板焼き屋さんで昼食。
ミックス焼きそばを溶き卵で。 この焼きそばを溶き卵でいただくというのは、昔、従姉に連れて行ってもらった天王寺の鉄板焼き屋さんで知りました。 もう少し胡椒効いててもいいかな。
子供はたこ焼き。 ソース味に、珍しい”塩味”のミックス。 美味しゅうございました。 昼食後、物販に並ぶ子供と別れ、私は電車に。 環状線から阪和線に乗り換えて向かったのは三国ヶ丘駅。
仁徳天皇陵古墳です。 駅から北西に向かい、後円部をかすめて前方部の正面まで半周歩きます。 後円墳、結構な高さ。 普通に里山です。
外堀にアオサギ。 このほか、ミシシッピアカガメがうじゃうじゃ。 宮内庁さん、歴史を守るのも大切だけど、環境も守りましょう。 それにしても外堀が意外に小さいと思っとったら、これ3重の堀の一番外のか。
中間地点、ちょうどくびれの部分。 意外と歩けます。
そして正面に到着。 大きすぎて全容がよく分かりません。 近くにタワーでもあればよいのですが… あ、あるじゃん! と思ったら、平和塔で中には入れません。 さて、この正面のところの道路におったら、目の前に羽曳野市のマイクロバスが到着。 どうやら、羽曳野市と仁徳天皇陵を結ぶシャトル便のようです。
羽曳野市には応神天皇陵古墳を中心とする”古市古墳群”というのがあって、仁徳天皇陵を擁する堺市の”百舌鳥古墳群”とタッグを組んで、世界遺産を狙っているようです。 まあ、規模的には世界遺産になってもおかしくないな。 なお、古市古墳群には、「暗黒神話」に出てくる白鳥陵古墳もあります。 金印が埋まってたんだよね、行ってみたい。
正面から大仙公園を横切って履中天皇陵へ向かいます。 公園の中や周りにはポケGOをやっている人がうじゃうじゃ(この日はヨーギラス大量発生の日でした)。 堺市民、他にやることがないのか!!
これもでけぇ!と思ってたら、日本で3番目の大きさとか。 古墳フロントのお宅の隣の展望台から望む。 いいな。古墳フロント物件。
履中陵から緑化センターの前を通って、阪和線を横断して、公園の側にあったのが、”いたすけ古墳”。 百舌鳥古墳群の中では小さな方ですが、それでも墳丘長146m。
住宅街を抜けて見えてきたのが”御廟山古墳”、墳丘長203m。
こういう説明資料が至る所にあって、大変勉強になります。 すごい、すごいぞ、百舌鳥古墳群! いや、世界遺産確定でしょ? 百舌鳥駅周辺でお茶(大阪といえばミックスジュース)をして、古墳のお土産買って、阪和線で天王寺へ。 ハルカスの地下で大阪土産を買って鶴橋へ。
鶴橋といえば、この煙。 子供と合流して夕食の予定が、森ノ宮に入ってきた環状線外回りが器材不良でストップしたそうな。 鶴橋の駅員さんから情報を聞くと、すぐに代替の車両と入れ替えるけど、すごく混むでしょうとのこと。 子供に連絡すると、自力で地下鉄に乗り換えようとしていたとのこと。 遠回りでも確実に鶴橋に向かって来ようと、必死でルート検索してた模様。 成長したな、子供! 幸い、次の便に無事に乗れました。
夕食は焼肉ではなく、串焼きに。
うまい、うまいけども、意外に次の串が来るのに時間がかかる。 もうちょっと食べられたけど、帰りの電車の時間があるので腹八分目で。 次はもう少し時間をとっておこう。