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F1 ’09日本GP 鈴鹿の重い十字架 [モータースポーツ]

鈴鹿のF1”パレード”が終わりました。 客、入ってたのかなぁ? 絶対数は入っていると思うんだけど、今までにないくらい空席が目立ってましたねぇ。 観戦席数が増えたためか、それとも数が少ないのか? グランドスタンドの真ん中にもぽっかりと空席があるように見えたのは気のせい?

それにしても、トロロッソのアルグエグェ... またまたとんでもないところでクラッシュしてくれたなぁ。  130Rで内側に巻き込んで土手にクラッシュとは。 トロロッソのおまえら、FIAのコース査察委員会の手先か? スプーン立ち上がり、デグナー立ち上がり、そして130R立ち上がりのイン側。 これらを改修しようとすると、またとんでもなく大規模な土木工事が必要になるよ。 

今回のトロロッソのドライバーの起こしたクラッシュ(グロックも含む)は、単純にドライバーの技量の問題で片付けることは出来ない。 彼らはその身を挺して(?)、現在の鈴鹿に今なお潜む安全性の問題をあぶりだしてくれた。 事故の可能性があるところでは必ず事故がおきるのだ。 

ドライバーにとって最高のサーキット、かつ、レースが始まったらとっても退屈なサーキット。 これがこの四半世紀にわたって今なお変わらぬ鈴鹿の姿だ。 一見、バトルをしてるように見えるが、実際は抜くに抜けずに、どんどん運転手のフラストレーションとクルマのストレスが溜まっていき、レース終盤に重大事故発生の確率が高まっていく危険なサーキットでもあるのだ。 

富士では雨が降ったらすぐ帰れ、鈴鹿ではよーいドンでスタートして順位が膠着したらフィニッシュを見ないで帰れ。 これが(後々)いやな思いをせずにレースを楽しむための(私流の)秘訣だ。

このご時世に、また莫大なお金がかかる可能性があるけれども、来年までに安全面の再検討が(かつての1コーナーのエスケープゾーン拡張のように)知恵と勇気を振り絞って行われることを望みます。


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ちみる

自己レスですが、先週、ドイツのケーブルTVのskyでやってた日本GPの再放送を見てたら、解説者がレーススタート前のキーポイントの第1に”Gefaehliche Strecke”を挙げていました。
Streckeってコースっていう意味なので、”追い抜きにくいサーキット”ってことかな?と辞書を見ると、”危険な”コース。 そこまで、単刀直入に言うか?!と、こっちのほうがビックリしてしまいました。
by ちみる (2009-10-10 20:16) 

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