ナイトレース

Ｆ１史上初のナイトレースとなる、シンガポールＧＰが始まりました。　照明のせいか、はたまたカメラがコースに近いからなのか、いつもよりクルマが速く、そして動きもきびきびしているように見えます。　色も鮮やかですし。　まずは成功、雷雨にならなくてよかったね。

ナイトレースの理由は、Ｆ１の主要な視聴地域であるヨーロッパでの放映時間を調整することです。　今回も、ヨーロッパ開催のＧＰとまったく同じ時間帯にヨーロッパで放映できるように、もともとのスケジュールが組まれていましたが、なぜか直前に金曜と土曜のスケジュールが後ろにずらされました。　今日金曜はＰ１が１３時、Ｐ２が１５時半から。　明日の土曜はＰ３が１３時、予選が１６時からになりました。（いずれもヨーロッパ大陸の時間）　つーことは、金曜・土曜ともＦ１の走行が終わるのが、現地時間の２３時！！

おい、お客はどうやって帰るんだ！　あ、みんな近くのホテルに泊まる観光客ばかりか。　さすがは観光都市。　これからアジア開催のグランプリは、決勝時間を遅らせるような圧力がかかることが予想されます（実際にオーストラリアはナイトじゃないとやめちゃうよ、と脅されている）が、日本じゃ絶対ムリ。　富士は当然ムリとして、交通手段の整った鈴鹿でも絶対ムリ。　

この時期の開催として、ヨーロッパ大陸の１４時スタートとすると、日本時間では２１時スタート。　終わったら２２時半。　サーキット脱出して最寄駅の白子に着くのが２４時。　どうやって家に帰る？