GP2 イギリスGP前座 可夢偉、ほぼ２０台抜きで６位入賞！ のはずが...

今日のシルバーストーンは朝からヘビーウエット。　朝のフォーミュラBMWからこのGP2まで、ずるずるに滑りまくり、スピンしまくりです。

昨日のレース１、スタートで前に出られず１１位あたりに封じ込められた可夢偉は、早めのピットインが奏功し、グロジャンの後ろの４番手から上位入賞の機会をうかがいましたが（実際にグロジャンは後半にずるずると後退）、ストウを越えたあたりでストップ。　今日はブービーからスタートに。　

で、今日のレース２は序盤の混乱の中、３周目に９位、５周目に７位と驚異の追い上げ。　残り１０周、ハンガーストレートでミッション to ノーズのスリップからストウ勝負。　一瞬、可夢偉の方が先に引いたかと思いきや、前の車はストウ立ち上がりで膨らんでコースアウト。　今日の可夢偉は、クルマとタイヤの限界をぎりぎりまで使いこなせている。　このまま６位フィニッシュかと思われたが、なんとラストラップのブリッジ下で周回遅れ（もしくは５位のクルマ？）のスピンに巻き込まれてリアサスに深刻なダメージを負ってしまう。

前右のタイヤが浮いた状態でかろうじてゴールするも、後続に抜かれて７位。　ちなみに勝ったのはブルーノ・”セニーニャ”。　シルバーストーンを走るのが今日で４日目とは思えない走りでしたが、なかなかうまくいかないねぇ。　次回のホッケンでは実力で流れを変えないと、また去年みたいになっちゃうよ。

それにしても、この雨はF1スタートの時も続くのでしょうか？