’０８ベルギーGP 最終日 無念、ライコネン

さて、ベルギーＧＰ決勝の朝。　今朝は７時過ぎまでベッドでまったり。　８時過ぎに焼きたてのパンを買いに行って朝食。　朝食後もゴロゴロ。　今日は、サポートレースも見ずに、究極の贅沢　”レース開始３０分前に席に着く”を実践してみるつもり。　

来客があるので１０時前に家から追い出されるが、まだ時間があるので、ケルンまで行って時間つぶし。　ケルンでは次の記事のネタ探しをし、その後高速へ。　Eupenからは下道に降りて、Spaを経由して１２時前に駐車場に入る。　サーキットまでは約１キロ。　高速の１０番入り口とSpaへの分岐路に近い６９番駐車場だ。　クルマの中で、さっきEupenで買ってきたマックを食べ、久々に安藤健二の「封印作品の謎２」の「オバＱ」の項目を読む。　コレの文庫版ではオバＱ封印の謎が解明されているそうだが．．．

１２時半にクルマを出てサーキットに向かう。

サーキットへ向かう途中、雨がいよいよ本降りとなる。　これは、レース荒れるど。

スタンドへ着いたのが１時前。　雨は上がったが、まだ路面はウエットコンディション。　３０分前、コースインが始まる。　バトンがいったんピットに戻り、ドライに履き替えて出る。　お、ＨＯＮＤＡギャンブルに出たな．．．と思ったら、全車スリック。　３０分間は降雨なしの情報がスクリーンに。

 

スタート前、警官も見物してます。　じゃなくて、その後一定間隔でフェンス沿いに配置される。　それでもレースは見物してたけど。

いよいよスタート。

　

　　

スタートそのものは順当かな？と思ってたら、一人、すごいスタートをしたのが。　トゥルーリだ。　ＴＶでご覧になった方もいるかもしれませんが、”どっか壊れてるんじゃない？”というくらい凄まじいスタート。　トゥルーリはこれで一気に５番手あげて６位、と思ったのも束の間、最終シケインでスピンして万事休す。　あとはいつものダメダメの虫が。　（後でリプレーをやってましたが、１コーナーで後ろから当てられてリア周りを壊してるね。　その影響かも。）

ところで、こちらではスタートの時に皆さん立ち上がります。　マナーが云々言っても見えなきゃしょうがないので、みんな立ちます。　スタート後、４周目まで立ち尽くしです。　その後も、前を車が通るたびに立ちます。　よく見えないから．．．じゃなくて、声援を送るために立つのです。　特に私の周りは、フェラーリファンのイタリア系が多かったので、ずっと立ち尽くしでした。

さて、レースはしばらくこう着状態。　私の周りのティフォッシ？達もようやく席に座り始めます。　と、ふと、目の前のトヨタのピット前に、ウイリアムズのクルーが立っているのを発見。

斥候（スパイ）ですね。　当面のライバルになりそうなチームの動向を窺っているんですね。　こういうのは、さすが勝負の世界。　場内画面では、２０分後に雨が来ると伝えている。　ちょうどラスト１０分当たり。　これはどうなることか．．．

残り５周のところで席を立つ。　前回は携帯を落としたので、よっく持ち物確認してから。　いったんトイレに行って、スタンド下で観戦。　で、ラスト２周の大ドタバタが始まります。

ライコネンがハミルトンを再逆転した瞬間のフェラーリファン。　が、この直後、彼らは凍りつく。

 

うなだれてクルマを後にするライコネン。　なんか酔った勢いで勝利の女神に失礼なことしたんじゃないか？　そう思えるほどのバッドラック。　このラスト２周でウエットに履き替えるギャンブルをしたのがグロック。（ハイドフェルドもウエットに交換したようですが気付かず）　グロックの後からもニコやバトンも履き替えるが、タイミング的にグロックがギリギリじゃないか？　１位のハミルトンが通過後、７位までがフィニッシュし、しばらく間がある。　次に来るのは？　トヨタが２台とウエーバー。　つーことはグロック８位か？　トヨタのクルーたちがガッツポーズをしている。　どうやら８位・１ポイントを奪い取ったらしい。

が、これで終わるほど甘くないのがＦ１。　うちに帰ってニュースを確認すると、ハミルトンとグロックにペナルティ。　それぞれ優勝と８位入賞を失う羽目に。

 

表彰式など、もちろん見ずに駐車場に急ぐ。　無事に４時前には駐車場にたどり着く。　まだまだ交通量は少ない。　楽勝楽勝。　高速も今なら混んでないだろう。　でも油断は禁物、予てからの計画通りにＳｐａ→Ｅｕｐｅｎと下道オンリーで（今朝シミュレーションした道通りに）帰宅。　Ｅｕｐｅｎから高速に乗り、１７時半には我が家に。

こうして今年のＦ１観戦は終了。　来年はニュルの番だが、モズレーの圧力でどうなるかわからない。　一度は家族を連れて来てみたいけど、パドッククラブでもなけりゃ無理か。　でも、パドッククラブのチケットってどこに売ってんの？　まあ、高くて無理だろうけど。

 

オマケ

ラ・ソースからフランコルシャンに向かう道沿いには、立派なキノコがよく生えている。　おいしいんかな、コレ？