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子供の新しい学校 [生活]

最近のドイツのニュースで、子供の声がうるさいとの地域住民の苦情で多くの学校や保育所が閉鎖の憂き目にあっているというものがあった。 ドイツの生活ガイドには必ずといっていいほど、夜9時以降のシャワー使用はダメとか日曜日は騒音を立ててはいけないなど、生活騒音に関する注意事項がかいてあります。 それだけ、生活環境を大事にしているのだなと思う反面、一方でドイツ人の不寛容さを表わした記事だなあと思います。

それで心配なのが、子供の学校の新校舎。 まさかの突貫工事で、新年度より郊外に建設中の新校舎に移りました、 が........

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新学期開始前日の1月7日のオープンスクールに行って来ました。 さっき、”建設中”と書きましたが、現在も建設中です。

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エレベーターはまだ中身が入ってません。

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屋外の照明などもまだです。 学校の外のフェンスも、校内の道路も引き込みの道路もまだ出来てません。 建設現場の中での授業ですが、日本なら絶対に開校しないはず。 間借りしてた旧校舎の契約とか、保護者への約束とかあるんでしょうが、よくやるよ... ちなみに、ドイツは先進国中最下位近くの学力を何とかしようということで、学校教育の授業時間を延ばしているため(それでもやっと普通の長さ)、日本語補習校とかその他の国のインター校とか、これまでドイツの学校の空いてる時間を利用してた学校がしわ寄せを食っています。 ドイツの教育の問題は長さじゃなくて、小学校の3・4年で進路を決めるシステムのほうだと思うんですが。

子供の学校の話に戻って、何より問題なのは登下校時間帯の交通集中による渋滞。 今までの学校でも送り迎え渋滞や事故はあったんですが、まだ前の学校は三方が道路に面していたので分散されていました。 しかし今度の学校は道が一本しかなく、また、郊外になったために車による送り迎えが格段に増えてしまいました。 そのため、初日となった8日は大渋滞。 急遽、朝の受け入れ時間を延長し、また、下校時間も分散することで対応していますが、所詮は付け焼刃。

高級車に乗ったおばさんたちが、KY運転でぶいぶい言わせているので大変です。 これは本当に地域住民(+通勤で学校の前を利用する人)からすれば大迷惑。 地元自治体や警察には苦情が相当数あがっているだろうなぁ。


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めぎ

ご訪問ありがとうございました。ドイツにお住まいの方に来ていただき、とても嬉しかったです。
州としては、補習校などのその他の学校に通っている外国人生徒のことは想定してませんからねえ。お子さんは日本語も勉強しているんですね。頑張ってくださいね。
by めぎ (2009-01-15 03:58) 

ちみる

めぎさん、
どうもありがとうございます。
新校舎に移動して1週間ほどたちましたが、生活のリズムが変わったせいか、今週は家族全員が疲れています。 早く週末にならないかな。
by ちみる (2009-01-16 06:18) 

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