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デュッセルドルフで日本人の新型インフルエンザ感染を確認 [生活]

遂に来たというか、昨日(8日)、デュッセルドルフの日本人学校生徒が新型インフルエンザに感染していることが確認されました。 ドイツというか、我々の住むNRW州では、先月末にアメリカ旅行帰りの在デュッセルドルフのドイツ人家族の感染が確認されたほか、デュッセルドルフ空港内でも国際線の乗り継ぎ客数人が発症しているのが機内検査の医師によって確認されました。 いずれも然るべき病院に入院措置がとられ、ドイツ人家族は既に全快して退院したそうです。

このようにドイツでも新型インフルの脅威は日増しに高くはなっていますが、どこかの国のように、タレント大臣の無意味なパフォーマンスやマスコミの無責任な扇動もなく、したがって住民も血眼でマスクを買いあさったり、感染発覚即休校というようなことはなく、いたって冷静に対応しています。 ひょっとして鈍感なのかもしれませんが。

ところが、いよいよ昨日、デュッセルドルフの日本人学校で感染が確認されました。 いまだ、在デュッセルドルフ日本国総領事館からの続報がないので、以下、噂や伝聞よる情報はピンクで区別します。 

8日、デュッセルドルフ日本人学校の生徒一人が新型インフルエンザに感染してるのが確認される。 これをうけ、同校は午後の授業を切り上げて生徒を下校させる。 あわせて濃厚接触者の検査結果が出るまで、火・水を全校休校とする。 (もともと今週はドイツ休日にあわせ木・金が休校だったので、今週いっぱい休校ということに) 休校にともない、今週予定されていた一部学年の修学旅行が延期、また週末に予定される”デュッセルドルフ日本デー”への学校としての参加が中止されるなど、今週の学校行事が延期または中止になる。 以上が、今までわかっている公式の情報です。

デュッセルドルフ住民の話によると、この児童は6年生で最近の海外渡航歴はないのですが、ドイツ国内への修学旅行の後に熱を出して発症が確認されたとのことです。 今日の昼の段階では、検査の結果、同級生の中に数人・十数人単位で感染が確認されているといった未確認情報も飛び交っていましたが、どこまでホントかはわかりません。 一刻も早い続報が待たれます。 (注:ピンクはあくまでも伝聞による未確認情報です)

【追記:その後の在デュッセルドルフ日本国総領事館の続報で、感染が確認されたのは日本人学校に通う6歳の子、ライン幼稚園に通う3歳の子、およびその父親であること(母親は陰性)、日本人学校の関係者は全員陰性が確認されたことが報告されました。 感染経路等はいまだ不明。 やはり伝聞や噂は不正確ですね。】

デュッセルドルフの学校関係者、総領事館関係、企業などは現在、情報収集・対策にてんやわんやだと思います。 先にもちょっと触れましたが、今週末は”日本デー”が予定されています。 日本の文化の紹介、日本食材などの販売、そしてドイツ人もとっても楽しみにしている花火大会が行われる予定なのですが、今後どうなるのか予断を許しません。

だから早く正確な続報をお願い、総領事館さん。


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通りすがり

確認をしていないような情報を個人的なブログに載せるのはやめて頂きたい。
きっとあなたはお子さんをお持ちではありませんね?
新型インフルに感染してしまった、あるいは感染者に接触したため隔離されている人がどれだけいるか。
特に最初に感染した方はどんな気持ちで過ごされているのか。
個人的なブログに詳しく書かれてどんな気持ちになるか。
こんなことはお子さんをお持ちなら容易に考えられますね。
あなたが考えている以上に大変なことになっているのです。

by 通りすがり (2009-06-12 19:10) 

ちみる

通りすがりさん
後の記事を通して読んでいただければわかっていただけるかもしれませんが(わかっていただけないかもしれませんが)、この記事は当地に居る人間にとっての事実をそのまま書いています。 いたずらに不安を煽るようなことは本意ではありませんので公式な事実ではないことは断りを入れました。(結果として未確認のほうを面白おかしく吹聴しているととられたかもしれませんが)

この記事を書いた当時、ピンクの文字の内容は実際にデュッセルの子供を持つ親御さんの中で実際に交わされていた内容です。 それに対し、当局からの公式発表(正確な情報とどう対処すればよいか)は遅れに遅れていて不安だけが募る状況でした。 一連の記事は実際に当地に居る人間(私と私の家族も含みます)の不安と苛立ちを、極力表現を抑えて書いているつもりです。 (行政の対応も11日から劇的によくなりましたが)

勘違いや事実誤認があっても元の記事を残し追記訂正という形をとっているのも、自分はこうして間違えたという事実を残しておきたいからです。
個人のブログだからこそ、自分にとってのその時の事実を書いています。(もちろん、客観的な事実も偏見なく伝えるつもりです。)
by ちみる (2009-06-13 05:12) 

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