明日からベルギーＧＰに行きます

明日からベルギーＧＰに行きます。　Ｆ１ＧＰサーキットの中でも、鈴鹿と並んでドライバーとファンからの評価が一際高いスパ・フランコルシャン・サーキットですが、観客には過酷なサーキットです。　もともとが山道を閉鎖したストリート・サーキットなので、まず駐車場からサーキットまで１キロ近く歩かされ、サーキット内の移動も上り下りが激しいうえに、さらに山特有の急激な天候の変化に備えてフル装備での行軍を強いられます。　まさに中高年者の登山といっしょで、気軽な気持ちで軽装で行くとえらい目に遭うサーキットです。　おまけにスタンドもトイレはほとんどが仮設だし。

スパといえばスパ・ウェザーですが、今日のＰ１もいきなりの雨に見舞われました。　後で、気象に詳しいオランダ人（この間のヨット旅行首謀者）から、オランダの気象専門サイトのアメダス？のデータを見せてもらったんですが、その時間帯はヨーロッパの北部でだけ降雨があり、Ｓｐａの近辺１００ｋｍ四方はどこにも一滴の雨も降ってないのに、まさにＰ１の途中からＳｐａだけ雨が降り始めたのです。 　おそるべしスパ・ウェザー！　ついでにいうと、ヨーロッパは昨日まで２６～３０℃前後の気温だったのが、この週末だけ２０℃以下になり、そして来週の月曜から再び２５度前後に上がるそうです。　タイヤのウォームアップに厳しいブラウンやトヨタのエンジニアは、きっと頭を抱えていることでしょう。　ちなみに、これは前回のドイツＧＰの時と一緒。　きっと、タイトル争いを終盤までもつれさせたいバーニーとＣＶＣの要請で裏で国際ユダヤ資本が動いて、アメリカの気象兵器を使って天候を操作してるんだな、きっとそうだ！

そのスパですが最近の観客は減り続け、今年はまだチケットの売れ行きが５万枚に達していないとか。　ますますオーガナイザーや地元政府の財政は厳しくなっていきます。　観客の不入りには、実は私も思い当たるとこがあります。　それはスパ周辺都市のホテルの空き状況。　今年はけっこう空きがあるんですよ。　うちからスパは１時間半くらいかかるのですが、毎日往復するのも面倒なので、アーヘンくらいのホテルが取れないかと思って検索しても通常は予約でいっぱいなんですが、今年は空いてるホテルをいっぱい見つけられました。　最初はＥｕｐｅｎのホテルだと思って予約したら実はアーヘン近郊だったのですが、まあ、往復１時間４０分くらいはセーブできるかな？　

というわけで、明日から泊まりがけでスパに行ってきます。