「宇宙刑事」 VS 「北京原人」

行ったぜ「宇宙刑事ギャバン THE MOVIE」！

 

子供は「伏・・・」の方に行ったので、こっちは俺一人で見たけど、家族連れの他、俺のような”大きなおともだち”もいっぱいで盛り上がっていたぜ。

内容は、前半のドラマパートは小さなお子さんには重いかな？と思ったけど、後半のマクー空間のところから一気に盛り上がったぜ！　大場健二兄さん、御年５７歳とは思えないアクションとギャグ！　今でも銀河の一つや二つ、余裕で担当できるぜ！！！　小次郎さんが重要な役どころで名前だけ出演されてたけど、存命な方はなるべくご出演いただきたかったなぁ。　まあ、そこは予算とスケジュールの都合ということで。

ところで、エンドロールを見てたら（日本のお客さんは、エンドロールの最後の最後まで見ててすごい！）、映像協力「北京原人」ってあったけど…　「かなた」の打ち上げシーンを流用しているんですね。　「北京原人」、原人を探しにロケットを打ち上げちゃうというスゴイ作品です。　東映の黒歴史。　でも、方向性も手法も結果も何もかも間違ってたけど、何か新しいものを、すごいものを創ろうという当時のスタッフの意気込みだけは…　結果的に後世に語り継がれるすんごいものが出来たわけですから…

ギャバンの造形もスゴイ、メカニックも設定も今でもちっとも色褪せない。　全く新しいヒーローものを創り出そうとした当時のスタッフの意気込みの賜物です。　今作にもクレジットされている今の東映＆スポンサーの皆さん、そろそろ未来に遺る夢のヒーローを創造する勇気を思い出されては…