足立美術館といろり山賊

今回の帰省では、まずは島根に行って出雲大社と、そして足立美術館を見に行こうと決めていました。　

 

実は昨年の暮れまで、この美術館のことは全く知りませんでした。　BSの番組で偶然知ったんです。　ちなみに、美術館の駐車場の反対側には、安来節＝ドジョウすくいの劇場があります。

駐車場、これでもかってくらいに広大です。　

 

この美術館の売りは、文字通り”世界一”の日本庭園と横山大観のコレクション。　圧巻でした。　本当に世界一間違いなし。

向こうの滝が流れている山は敷地外（いわゆる借景）ですが、この風景のために人工的に水を流しているんだとか。　地域の協力もあって、庭の景観に入ってきそうなところには、看板や電柱などの人工物を置かないようにしているそうです。　すげえじゃん、島根。　今後、山陰道の整備が進んでいくと、もっともっと観光客が増えていくでしょうね。　

私的には、魯山人のコレクションがGood!　２年間有効で６０００円のフリーパスがあるそうですが、激安！！　盆暮れ正月、夏休み・春休み、何度でも訪問したいです。

美術館の新館の隣にある蕎麦屋では出雲そばを。　自分はこの出汁は苦手。　昔、食べ放題に行って、１０皿で撃沈した苦い記憶が甦る。

場所柄、平山郁夫をはじめとする著名人のサインが多数。

さて、所は変わって山口県。

 

この極彩色の風景は、やっぱりケンミンショーで紹介された、「いろり山賊」の玖珂本店。

ここも人工的に滝を流している！！

 

正月に鯉のぼり？　不思議界全開ですが、ここではやっぱり．．．

手前から、ミニ山賊うどん、山賊むすび、山賊焼き。　最近はビーフシチューとか、霜降り肉のステーキとかあるけど、山賊って言ったら、やっぱりこれでしょう。

一見、悪ふざけのようですが、どこもかしこも真剣そのもの。　店の建屋の材木なんて、彦根城よりも立派なものを使ってます。

 

本気でお客様をもてなそうという精神は、ジャンルは全く違えど足立美術館と相通ずるものがある、というのは私の”あくまでも個人の感想です”です。