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新型クラウンを見に行った [のりもの]

 豊田市のトヨタ会館に新型クラウンを見に行きました。

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 既に学校が夏休みに入っているので、家族連れが多くいました。 新型クラウン、今回のモデルチェンジの目玉であるクロスオーバー、記者発表で展示されてたやつと同じカラーリングのクルマが入館してすぐ、昔トランペットを吹くロボットが居たところに飾られていました。 自由に触れるのがいいですね。

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 フロントのグリルはダミーなんですね。 ヘッドライトの並びのところとノーズ下からしか冷却風が入らないってことですよね。 それにしても、この下くちびるは下品、止めて欲しい。 トヨタさんのデザイナーには、カローラツーリングとか、好んでこのタイプの下くちびるを使う人がいるようですが、頼むからどっか行って下さい。

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 サイドビュー。 クロスオーバーになって(年配の方の)乗降性が向上したというけど、NXほどじゃない。 後席に至っては、屋根が低いことと3ナンバーカローラのようにシートとドアの位置関係が悪いので、ドッコイショ!、ヨッコラショ!と2アクションくらいしないと出られない。

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 リアはハッチバックかと思ってたら通常のトランクタイプでした。 

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 「クラウンじゃなくていいじゃない」という市井の声に反抗するように、ヘッドライト脇にクラウンのロゴが。

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 ダッシュの上には販売店用の簡易カタログが置いてあって(自由に読めました)、本当は発表と同時に売り出す準備万端だったんだろうな....という空気が伝わってきます。 このクラウン・クロスオーバーは秋以降の発売(一部グレード、パッケージは年明けの発売)となっていますが、それは昨今の半導体不足と、

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 このハブボルト(ホイールボルト)が原因。 今回のクラウンのホイールは、ハブに付いているボルトにナットを占める従来タイプでなく、ハブに切ってある雌ネジにボルトを締め付けてホイールを固定するタイプになっています。

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 これは、新型のNXとかRAV-4とか、最新の大型トヨタ車に一般的に導入されている機構ですが、これが問題に。

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 それが、このトヨタが満を持して鳴り物入りで送り出したBEV、b・・・なんとかのリコールです。

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 このbなんとかと、兄弟車のスバル・ソルテラのホイールボルトが走行中に緩むことが発覚して即リコールしたんだけども、解決策が見つからずに即時使用停止をお願いするという前代未聞の事態に陥ってます。 この原因調査の結果待ちで、BEVとクラウンを作っているトヨタの元町工場が1ヶ月以上生産停止になっていると言うじゃありませんか、奥様! これ、1ヶ月で解決出来るんか? クラウン買う予定はないけども心配になります。

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 さて、新型クラウンで驚かされたのは、4種の車型が存在するということ。 最初、「クラウン、SUV化」と報道されたときには大きな反響がありましたが、フタを開けてみると多様なニーズを受け止める4車型、セダンもあった~!!、で相変わらず巧みな商品展開だなぁと思う反面、本当はクロスオーバー一本でやる予定が、あまりのマーケットからの突き上げでやむなくセダンを復活させたんじゃないの?? と勘ぐりたくなります。 というのもクロスオーバー以外の3車型の発売時期があまりにも遅いから。 クロスオーバーの発売が半導体とリコールで遅れたことを考えると、セダン等の発売時期が不自然に離れています。 今までのトヨタさんだったら(少なくとも国内の需要が見込まれるセダンは)同時発売してたんじゃない?

 謎が謎を呼ぶ新型クラウンの明日はどっちだ? それから、クロスオーバーで一番売れる色はなんになる??(ぜったい、展示車のツートンじゃないよな。)

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