ラリージャパンの下見に行きました [モータースポーツ]
いよいよラリージャパンが来週に迫ってきました。 今日は自分が観戦予定の額田の森SSの下見に行きました。 額田の森SSはデンソー額田テストコースの裏、千万町町(ぜまぢょうちょう)を通るコースです。
まったく普通の田舎道!
ギャラリーの滞在の拠点となると思われる旧千万町小学校(現ふるさと千万町楽校)。 もっと大きいかと思ってた。 トイレ・飲食施設ありってことだけど、今日は千万町小閉まってたので、トイレも隣の神社のしか空いてなかったし、水道は全部使えなかった。 校舎内のトイレも和式だろうな。 仮設トイレ設置されるのかな?
おそらくバス乗降場。 ギャラリーは川沿いの道から観戦するんだろうな。
こういうような観戦アングルですね。 ちなみに右手から左手に走り抜けます。 うーん、現地4時間超滞在だと装備をしっかり調えておかないと。
SSへ通じる道は、このようにバリアの準備が整ってました。 ただ、怪しそうな民家とかたくさんあるから、よっぽど事前の告知しっかりやらないと、入り込んじゃう人いそうね。 運営さん頑張って。 熊や猿や鹿や雉の飛び出しもあるかも。(熊以外全部体験あり)
井筒の生ぶどう酒2023とミラベルのソーセージのランチ [食楽]
まつのやさんへ予約していた井筒の生ぶどう酒を買いに行きました。 この時期の恒例行事として温泉にもつかってこようと思ったら、ひまわりの湯はレジオネラ属菌が出たとかで閉館して清掃中。 残念。 ということで、一応温泉セットは持って、他の温泉(こまどりの湯とかゆーらんど豊根とか)に入る準備は万全で出発。
9時過ぎに足助を通過したけど、まだ渋滞は始まっておらず。 ただ、いつもよりクルマが多いので帰りは足助を迂回した方がよさそう。 ということは、前回同様にミンデンーつるやーまつのやの順に回ろうと思っとったけど、逆にして新城から帰った方がよさそう。
本日のまつのや前。 少しずつ紅葉が始まっています。 生ぶどう酒を受け取り、ついでにおばあちゃんとこにお酒や甘酒を送ります。 さあ、これから売木峠を通ってつるやですが、途中行きたい店が。
本日の売木峠。 雲海が龍のように一直線にたなびいています。 珍しいのでクルマを停めて撮影。 後続のクルマもやっぱり写真を撮っていました。 クルマを降りると何やら良い匂い。うっすらとカレー風味の料理を煮ているような香りがします。 これから行く店の香りかな?
で、売木峠を下りたところにある、おフランス人のシェフやっているソーセージレストラン 「ミラベル」へ。
11:30開店のところ、15分前に到着。 お二人ですかと聞かれたので、もうやってますか?と聞き返すとOkとのこと。 そういえば外のテラス席にお客さんいる。 寒いんで中の席でお願いしますというと、「うちは外しか席がないんですよ」とのこと。 今日から気温が下がってるんで、テラス席寒い。 同行したヨメさんはクルマの中から上着を引っ張り出してきます。 ドイツでは冬でも外の席で食べてる人いたけど、ヒーターあったもんな。
大きなソーセージが3本もついてるランチプレート。 思ってたよりも本格的。 ただ寒いので、スープとかあっという間に適温になってしまいます。 グラタンが最後まで暖かくて良かった。 付け合わせのクスクスとレンズ豆を(今日は)暖めてくれるとなお良かった。 でも、ソーセージ美味しいです。
デザートも450円でこれはスゴい。 寒いのでコーヒーも頼んじゃいました。 ミラベルさんは今週末で今年の営業が終わるそうです。 シーズン最後に来られて良かった。 また、春先暖かくなったら来ます。 そういえば、売木峠の匂いはなんだったんだろう? 今日のメニューとは関係なさそう。
売木から新野千石原へ抜けてつるやさんへ。 芋ようかんと満天星を買ってミンデンへ。 ミンデン、午後に来るのは初めてだけど大丈夫かな?と13:20に到着したら、案の定 完売してました。 今日は体が冷えたんだけど、温泉は断念して帰路へ。
本日の収穫。 アズアズの注文も無事完了したし(アズアズのHPは一度キャッシュクリアしないと新酒情報が正しく表示されないので注意)、12月になったら空と吟の引き取りもあるし。 来週はいよいよラリージャパン。 もう山間部は寒いので、服装再点検しなきゃ。
北陸 石探しの旅 [旅行]
名駅のバスセンターから高速バスに乗って富山へ行きました。
うちの北陸旅行といえば福井のカニですが、子供が翔んでさいたま県に就職したので、とりあえず来年の北陸新幹線敦賀開通までおあずけにして、富山で紅ズワイガニでもということになりました。
富山駅で子供と合流、レンタカーで東に向かいます。
まず腹ごしらえに、氷見きときと寿司の黒部店へ。
地魚盛りとかに三昧と白エビ唐揚げ。
子供は相変わらずのさび抜き。 富山湾の魚介を堪能したあとは、道の駅 市振の関へ。 ここに入っているヒスイショップが2時までなんですよ。 とりあえず、ヒスイの実物をよく観察してから市振海岸へ。
わーい、波高い! おまけに今満潮だ! 糸魚川河口から境海岸までの一帯はヒスイ海岸と呼ばれています。
押し寄せる高波、重なる悪条件。 こんなん、ヒスイなんて見つからんよ! まあ、もとよりヒスイがザクザク獲れるとは思っていませんが、まずは雰囲気だけでも。 それでも家族で20~30分ほど真剣に探します。 よく見ると、重装備のプロらしき人が波打ち際を何度も往復してる。 こういう日こそ海岸が削れて、思わぬ掘り出し物があるのでしょうね。 当然めぼしい成果もなく、いったん富山に帰ってホテルにチェックイン。 本来なら、富山のデパートで子供の服とか買ってやろうと思っていたんですが、「金沢へ行きたい」と のたまう亜子。
計画を変更して新幹線に乗って金沢へ。
わずか22分で金沢です。 子供が駅ビルでお土産を物色している間、我々夫婦は日航ホテルのあるビルへ。
石の華さん、鉱石見本から宝石のルースまで様々な石が置いてある、ヨメさんの一押し店です。 ヨメさんが石探ししている間に私は駅ビルに戻って日本酒売り場のバーで飲み比べを...
いや、閉まってる。 聞けば、人出が足りなくて開けてられないそうです。 労働者不足の影響、ここまで忍び寄ってきたか! 半分やけで高いお酒を購入。
その後、エチオピア産オパールの原石等を購入して満足げなヨメさんと合流、子供のお土産をたくさん買ってあげて富山へ戻る。 降ったりやんだりの天候に悩まされながら、駅前の居酒屋で地酒と地鶏と地魚を満喫。 1日目は終了。
翌日、ゆっくりめにホテルを出て(汚れ物の下着、ホテルに忘れてしまってた!)、新幹線で新高岡へ。 乗車時間6分です。
向かった先は能作さん。
まずはカフェで黄金プリンを。 コップが全部錫のタンブラーでしたが、これ8千円くらいするのな、1個。
子供が鋳物体験している間、我々はクルマで高岡市内へ。
国宝の瑞龍寺。
いや、立派。 さすが前田の財力。 瑞龍寺を見学したあと能作へ戻り、子供をピックして高岡市内へ。 市内一番の繁華街で買い物の予定です。 まずは地元の老舗レストランでランチ。
Aセット。 デミグラス美味しい。
Bセット盛りだくさん。 グラタンもマッシュポテトも懐かしい味がします。 お腹を膨らませて町一番のショッピングモールへ行ったんだけど、寂れてる。 ここは元は百貨店みたいだけど、1階以外は行政機関のサテライトみたいです。 はっきり言って、高岡寂れてる。 新幹線駅のイオンにみんなお客さん取られているのね。 高岡以外もみんな大垣か養老みたいだった。 有名な地場産業があっても地方都市きついんやな。
新高岡で駅弁買ってやって子供を見送ります。 仕事頑張ってるけど、辛いこともあるんやろな。 年末そっち行くからね。
我々はイオン口のバス停から高速バスに乗って名古屋へ。 3列シートっていうからこれにしたんだけど、ちょっとバスが狭かった。 帰り、一宮JCTの渋滞を避けて一旦下道に降りて名古屋高速に乗り直して30分遅れで名古屋へ。 まあまあ楽しい旅でした。 ヒスイ海岸とか氷見とか黒部とか、今度はじっくり楽しみたいね。
戦利品の一部。 石はヒスイのことは諦めて、色と表面の模様で気に入ったやつを持って帰りました。(私の拾った白い丸いのはひょっとしたら) お酒は20年ものの古酒。 あたりか外れか?
秋の買い物2023 [愛車ヒストリー]
秋の買い出しです。 今日はヨメ様も一緒なので安全運転でお山に。 まずはミンデンへ。
いつものようにカイザーを中心にドイツパンを購入。 秋晴れですが、まだそんなにクルマもバイクも出てきてないので快調にドライブ出来ます。 ところどころ11月17日に通行止めとなりますという、ラリージャパンの告知看板を見ました。 この辺もコースになるのね。
R151を登って、信州新野千石平の道の駅へ。 峠から下りてくる道がきれいに2車線になっていました。 これはありがたい。
道の駅の横の和菓子屋つるやで栗きんとんとインスタ映えすると評判の”満天星”等を購入。 満天星はリンゴ餡を金粉をまぶした青いゼリーでくるんだ創作菓子です。 文字通り、この辺のきれいな星空を再現しています。 見栄えだけでなくて食べても美味しいのが人気の秘密。 ここは昔から来てるんだけど、こんなシャレオツなお菓子があることに最近まで気づきませんでした。
売木街道では、おフランス人の作るソーセージの店が気になるけどスルーして信州平谷へ。 ここにフランス人の作るソーセージ売ってました。 まずはコーンソフトを食べて買い物してまつのやへ。
井筒の生ぶどう酒の予約をして、冷やおろし等を買って稲武へ下ります。 稲武ではつたやで昼食。
中馬の太巻き(ハーフ)とバッテラ。
単品の大きな牡蠣フライ。 夫婦でシェアします。 お腹いっぱい。
帰りも交通は問題なし。 足助では紅葉シーズンに備えて駐車場の整備が始まっていました。 11月になったら大変ね。
本日の収穫。 こんばんはドイツパンの夕食。 お酒は黒松仙醸のどぶとみかん、山葡萄酒、夜明け前の冷やおろし。 来月は井筒の生ぶどう酒にアズアズのワイン。 12月は年末ジャンボ買いに行った帰りに蓬莱泉じゃね。
WEC富士6H 2023 3日目、 だから平川を前に出せって! [モータースポーツ]
富士6H決勝日。 もう今日はピットウォークも諦めて、室屋のフライトに間に合うようにゆっくりと宿を出る。
で、室屋さん。 今日はいつもより高いところでマニューバーを繰りひろげてますということで、スタンドの下に降りて見学。
最後は機体を横にスライドしながらストレートを通過。 来年も来てね。
プログラム2,000円の代わりに買ったバッジラジオ、そして700円で売ってたブドウセット。 ラジオの方は耳栓してたら音聞こえない。(iPhoneは聞こえる) それからこういう簡易ラジオのサガで、スタンドから離れるとイヤフォンの線をあっちにやったり、こっちにやったりとお馴染みの光景に。
例の恐竜。 目立ってます。 そういえば今年はドスコイガール見なかったような。 イカ娘はいた(男と女)。
コルベットのクルー、バズーカで撃ち込むTシャツを素手で2階席に投げ込んでいた。 すげぇ!
国歌斉唱。
で、11時の1分半前にスタート。 フォーメーションラップ、速かったのね。
レースはスタートで順位を落としたトヨタが100周目くらいに追いつくが、なかなか前に出られない。 コーナーの立ち上がりがポルシェの方が速いようです。 そりゃ一番軽いからな! で、ロペスが抜きあぐんでるうちに平川が追いついてくる。 100Rやシケイン立ち上がりで置いて行かれるロペスに対し、平川はタイヤを温存している様子。 こりゃ早く平川を前に出した方がいい。 ロペス、焦って道連れクラッシュしそうでハラハラ。 トヨタ首脳陣、フェラーリF1マネジメント並に決断力ないな。 それとも勝負は第3ドライバーと決めてるのかな?
で、ようやく平川が前に出ると、あっさりポルシェを追い抜く。 ほら、言ったとうりじゃん。 で、第3ドライバー勝負で可夢偉が余裕でトップに立ってそのまま逃げ切り。 トヨタ1・2でした。 なんだかんだいって富士で連勝ってすごいよね。 例のSCランのまま終わった年をふくめて。
色々と楽しんだWECですが、来年こそ自宅観戦ですかね。 よっぽどすごいマシンが出てこないかぎり。
WEC富士6H 2023 2日目、1日中霧雨だったけど [モータースポーツ]
WECの二日目。 今日は8時をめどにサーキット入り。 まずは車検場へ。
去年は土曜の朝はLMH車両いなかったけど、今年はほとんど来てますね。 昨日雨でセッティング変更したからかな?
トヨタも来ました。
フェラーリのクルマはよく出来てますね。 これまで、トヨタはF1のフィードバックがあるから一歩先んじていると思ってましたが、それはフェラーリも同じ。 いろんなところに空力の工夫が見られます。
このリアウイングの翼端版やリアタイヤ前の処理もすごいよね。 ルマンに勝てたのはBOPだけじゃなくて、元々のポテンシャルがあったということ。 F1のオペレーション以外は、やっぱりフェラーリすごいよね。
それに比べてコイツは。 フットワーク用のF1エンジン以来の失敗作じゃないか? そもそもBOP騒動はコイツのパフォーマンスがしょぼいからで...
今年のパドックは例年通りにガレージ入口まで行けます。 一方で、今年は食堂裏の売店はクローズです。 ケータリングテントが売店の入口を塞いじゃってました。
ミシュランのインターミディエイト。 パターンがこんな簡単でいいの?
ピットビル屋上にはベンチが置かれました。 これは便利。 でも決勝日はすぐいっぱいになるだろうけど。
FP3が始まります。 例によってBピットの上で待ち伏せ。
プジョー。 カラーリングは明るくなったけど。 マシンコンセプトはお先真っ暗。
フェラーリなどと比べると凡庸な造りがわかっちゃうポルシェ963。 過去の栄光にすがったマシン名はたいていコケるのよ。
キャディラック。 あの、リアフェンダー前のヤリは何?
フェラーリ。 やっぱりカッコいい。
恐竜ポルシェ!
FP3の間、既にピットウォークの順番待ちが。 整然と並んでいます。
で、ピットウォーク。 あいにくの天気ですが、多くの観客で賑わいます。
あ、なんかいる!
やっぱり恐竜ポルシェのメンバー。 なんか見えちゃいけないものが見えてるような。 というか、ちっとも隠れてなかったけど。
フェラーリのピットエキップメントの造り込みがすごい! やっぱり、F1のマネジメント以外は本当にすごいチームなのね、フェラーリって。
体力の限界からピットウォークを15分で済ませて、おフランス村へ。
お昼ご飯。 ドイツ飯っぽいけど主役はペリエとマスタードです。
マツダのコーナー。 いや、宮島かい!
例の発電機で復活したロータリー搭載車。 もうじき日本でも発売だそうです。 ロータリーエンジンは画面の手前側。 オイル給油口があるのですぐわかる。
観音開きドアとリアクォーターパネルにマツダロゴ。 おしゃれ!
これはなんのアニメ? ゲーム?
で、予選はトヨタの1・2で、明日の決勝へ。 明日はレース中はずっと曇りの予報です。
帰り道、新御殿場からJCTで東名に入って裾野で降ります。
なんだこれは?! ガンドロワか?
ウーブンシティの建設現場ですね。
でも、建物みんな鉄筋ですね。 木材を活用するって言ってなかった? 表面の装飾だけ木材か? 例のH2コンセプトレーサーみたいにハリボテじゃなきゃいいけど。
WEC富士6H 2023 1日目、てっきり台風で走らないと思ってた [モータースポーツ]
WEC富士Rd.の1日目、あいにくの台風13号の接近で今日は大雨が予想されています。 これは多分走るの無理だろうなと思いつつ東へ。 今日は事前に予約したミュージアムだけ見て、サーキットは寄らずに帰ろうかなと思っとったんですが、雨降ってない。 とりあえず、駐車場代2,000円払って入場してパドックパスの引き換えだけ済ます。 今日は東ゲートに案内されたんですが、すでに土曜日の入場待ちの行列が。
9時55分にミュージアム着。 ベンチもないので突っ立ったまま入場時間を待つ。
最初はモータースポーツ黎明期の展示。 このフォード999のピストンでけぇ!
ステアリングこれだけ。 フロントサスもこれだけ!
はい、出ました! トヨタはこんな昔からモータースポーツに熱心だったんですよ!という歴史改変用のトヨペットレーサーのレプリカ。 後ろの写真のやつとカタチ違うんだが....
RA272(レプリカ)と国さんの乗ったやつ。 国内全メーカーが協力してるのいいね。
トヨタ7の風洞実験レポート。 気温零度で実験してるのね。 温度計の大きさから、このモデルがそんなに大きくないことがわかります。 1/10か1/12スケールくらいかな? 風洞実験出来るんなら、福沢のテストの前にやっとけ!
近代レーシングカーのコーナー。
インディカー。
シングルサイドターボの構造がわからない! 見せて!!
私の大好物、ナスカーのルーフフラップ。 スピンしたときに床下から逆流したエアを排出して、クルマが浮き上がるのを防ぐデバイスです。
内側。 すげぇ簡単な構造。 本当に風圧だけで開くのね。
栄光のルマン優勝... いや、トヨタのは2位のやつやん。 マツダさんとのコラボが多いんですよね。
アルトーネソのZ。 これ、昔アイフェルラリーで見たやつやろか?
ヤマハのOX66! マニアックなやつたくさんある。
吹き抜けのエスカレーターから見たルマン・チャレンジャー。 まあ、ミュージアムは良かったね。 雨のせいなのか、お客さんは少なめだけど。
3階のカフェで、お茶をしながらコースを眺める。 FP1まであと10分。 やらないでしょ? と思っとったら、雨が意外と少ない。 天気予報も13時あたりだけ大雨に変わっている。
11時、走り始めた! よし、スタンドに移動するか。
ところで、オープンカフェスペースは雨天非対応のようです。 売店も思ってたよりは小さい。 カフェもあまり大きくないので、レースをカフェから観戦っていうのは、ホテルのお客様専用なんだろうな。 それから、そんなに大きくないカフェなのに、企画スタッフらしき人が2人もカフェ席で業務(ビデオ中継とか)をしていたよ。 ちょっと邪魔。
トヨタのピットは今年はコントロールタワー側でした。
恐竜ポルシェ!
イベント広場も設営の真っ最中でした。 こちらは次世代燃料コンセプトカーがずらり。 トヨタのH2レーサー、よく見ると...
ハリボテだ!!
こちらはトヨタとマツダのコラボブース。 やっぱり最近コラボ多い。 合併しちゃいな!!
こちらは隣のトヨタコーナー。 珍しい梱包中のショット。 さて、昼からは雨がひどくなるだろうと、一足早く三島の常宿へ。
いや、富士山見えてるんですけど!
お盆の読書 モータースポーツに不向きな会社? [モータースポーツ]
今年のお盆休みに借りてきた本。
青木慧の「福沢幸雄事件 トヨタを告発する」(汐文社 1979年10月刊)と中部博の「光の国のグランプリ ワールド・ソーラー・チャレンジ」(集英社 1994年8月刊)です。 これに鎌田慧の「自動車絶望工場」(現代史出版会 1973年刊)を加えると、3大トヨタバッシング本のラインナップが完成するという凄まじいチョイスです。 どうした、俺?!
「福沢幸雄事件」は、学生の頃に県立図書館の新刊コーナーに入っていたものを、ちらちらとつまみ読みしていて、図解やイラストが豊富で福沢の事故を詳細に追ったドキュメントだったので、改めてきちんと読み返したいと思ったからです。 で、トヨタバッシング本のついでで、「光の国の・・・」も合わせて読んでみようということに。 こちらは表向きはHONDAマンセー著者によるHONDAスゴい!本の体裁を取りながら、サブリミナルでトヨタ攻撃をしている本で、やはり新刊で出たときに『ここまでやるか?』と印象に残っていたもの。 青木の著書が直接的に「トヨタを告発する」と堂々と問題提起しているのに対し、いくら中部がホンダ派の作家だからと行ってナゼここまで回りくどくするのかと言うことが気になっていて、このたびじっくりと読んでみよう思ったのです。
まず、「福沢幸雄事件」。 これは1969年(昭和44年)2月12日にヤマハのテストコースで事故死した福沢幸雄の事件のあらましと真相を、10年以上にわたる裁判記録の解読と関係者の証言によって一つ一つ紐解いていったものです。 本書は2部構成となっており、第1部は事故の顛末とトヨタ関係者の不可解な行動の一つ一つを検証し、事件の真相究明を問うたものであり、第2部は福沢幸雄の生い立ちを彼の両親(福沢諭吉を祖父に持つ父 進太郎とギリシャ出身の声楽家である母 アクリヴィ)のルーツにまで求めて紹介している。 この両親の出自を知ることにより、我々は何故 家族がトヨタという巨大な会社と長年にわたって民事裁判を戦い抜けたかを知ることが出来るのです。(福沢の事件のあと、トヨタターボ7で落命した河合稔の遺族はすんなり和解に応じたとされる)
福沢事件におけるトヨタ側の一連の証拠隠滅工作と静岡県警との癒着が疑われる行動は事故直後から既に幾多のマスコミが報じており、モータースポーツに興味がある人なら一度は聞いたことがあるだろう。 本書は当日 幸雄がドライブした改造トヨタ7の構造の問題点、レースを知らないトップによる無理筋の開発計画や一連の不可解な事故処理、すべてをドライバーの運転ミスと結論づけたトヨタ側の主張の矛盾を一つずつ論破しており、さらにはそのような行動にトヨタを突き動かした当時の(日産の後塵を拝し続けた)トヨタの焦りを、(本書が書かれた時代としては驚くべき先進的な)PL(製造者責任)意識の欠如という観点にまで関連付けて説明している。
そして、この理不尽な裁判(刑事事件としては検察審査会による不起訴不当の評決が出たにもかかわらず捜査続行が不可能だったので、民事裁判としてトヨタとヤマハの責任を争っている)を終結させるために、新たな協力者を求めて筆を置かれている。 事実、本書の奥付に青木は自身の連絡先の電話番号を明記しているのだ。 読後、著者の情熱に感服せざるを得ないという一冊となっていました。
さて、この裁判の結末はどうなったのかな?とウィキペディアを調べると、わずか数行の結果が載っているだけでした。 てっきり、詳細な裁判記録がゴテゴテと書き連ねてあるのかと思ってたので拍子抜けした次第です。 これもトヨタの”ネット対策課”の陰謀か? その裁判結果も脚注を見ると、裁判記録からでも新聞記事からでもなく、一冊のモータースポーツ関連本からの引用でしかなくて、二度ビックリです。
その福沢幸雄裁判の顛末が書かれているのが、「レーサーの死」(黒井尚志著 双葉社 2006年4月刊)でした。 あ、持ってるじゃんこの本。 ということで、もう一度 福沢幸雄裁判の項を読み返す。 本書によると1980年の秋に東京地方裁判所の和解勧告が出て、翌1981年4月30日に和解が成立する。 和解金は9,700万円の損害賠償請求に対し6,100万円だったという。 和解が成立したといっても被告側はテスト車の欠陥を認めたわけではないし、ましてや”事故の原因は幸雄の運転ミス”とした結論を翻したわけでもない。 和解を受け、父親の進太郎は「精根尽き果てた」とマスコミに語ったという。 さすがに個人が裁判を戦うには、あまりにも時間がかかりすぎたということか。 しかし、和解成立において、青木の渾身の著書が少なからず影響を与えたはずだと私は思う。 大手マスコミが忘れ去った、孤軍奮闘する福沢ファミリーに再び脚光を与えたのだから。
なお、「レーサーの死」からの引用ですが、幸雄の父 進太郎は1995年の2月に心不全で、母のアクリヴィは2011年の12月に亡くなったそうです。 奇しくもアクリヴィの訃報を伝える新聞には、トヨタのF1参戦記者会見の模様が大々的に掲載されていたとのことです。 息子を奪ったトヨタを心の底から恨んでいたという母親の訃報は、毎年ウン百億円をかけて1勝も出来なかった身分不相応の巨大プロジェクトの多難な船出を暗示していたのかも知れません。
「光の国のグランプリ」は1993年に開催された、ソーラーカーによる豪州大陸縦断レースである、第3回ワールド・ソーラー・チャレンジに参戦したホンダチームの活躍を詳細にリポートした一編です。 読後はきっと、知恵と勇気とチャレンジスピリットに溢れたホンダチームの活躍に魅了されることでしょう。 そして同じくチャレンジ精神旺盛な幾多のホンダの競争相手達や、素晴らしいレースを運営するオーガナイザーにも きっと賞賛を送りたくなるでしょう。 一方で、あら不思議。 同じレースに参戦したホンダ以外の日本の自動車メーカーの情けなさや卑劣さに怒りを覚えることでしょう。 本編中、そのメーカーのことはどこにも触れられていないにもかかわらず です。
まず作者の中部博は、典型的なホンダサイドのライターです。 彼の名誉のために断っておくと、彼自身は、トヨタがF1参戦中に提灯持ち記事を量産していた某大物古参記者とは違って、単純にホンダのファンだということ。 記事の そこかしこにホンダ愛がこぼれ落ちていても、それは仕方ない。 でも、だからといって名指しせずに、そして具体的な証拠も示さずに、当事者の言い分も掲載せずに一方的に批判するのはどうしてでしょうか?
一応、レース前には”HONDA以外の日本メーカー”にも取材はしていますが、彼らがあからさまなスパイ行為をしていたとか、ライバルチームのバッテリーを盗んだとか、特に証拠も示さずに(具体的にどこのメーカーとも言及せず)非難しています。 また、本編の全然関係ないところで、ある日本メーカーのレース前のコメントを揶揄して、チャレンジ精神のかけらもないと こき下ろしています。 そして、レース中のレポートでは両者の活躍にはほとんど触れていません。 日産はわずか4行、トヨタにいたってはレース中の活躍は全く報じていないばかりか、参戦車両の写真さえ載せていません。(表紙カラーカバーのスタート時の映像に映っているだけ)
そして、レース終盤に早稲田の学生チームを執拗に妨害する謎のクルマについては詳細にリポートしています。 そのクルマは日本メーカーの関係者だと(具体的な証拠はどこから来ているのか不明)決めつけ、2日間にわたって妨害を繰り返した後、腹を据えかねたオーガナイザーが直接 そのチームに説教に行くと、翌日から妨害はなくなったとしています。 ここで、よっぽどぼんやりした読者でない限り、その日本チームとはトヨタのことを示唆しているとわかるようになっています。(くどいようですが、一言もトヨタの仕業とは言っていません)
ここで疑問なのは、何故 具体的にトヨタの仕業って糾弾しなかったのでしょうか? 証拠があるなら それを示せばいいじゃないですか。 オーガナイザーが妨害を止めるように注意したというなら、そのときのトヨタ側の反応を具体的に書けばいいじゃないですか。 たとえ、トヨタ側が『いえ、うちはそんなことやっていません』と言ったとしても、それを書けばいいじゃないですか? それが公平なジャーナリズムでないかえ? この本を最初に読んだときからの、ずっと心に引っかかってる疑問がそれでした。 先の青木慧の姿勢とはあまりにも対極にあるので、長年、もやもやとしていたのですが、後年、この作者の別の本を読んで、”ああ、これがこの人のスタイルであり美学なんだな”と得心したことがありました。
それが、「炎上 1974年富士・史上最大のレース事故」(文藝春秋 2012年4月刊)です。 これは、74年の富士GCシリーズ第2戦のスタート直後に発生した多重クラッシュで、鈴木誠一と風戸裕が事故死した事件の顛末を詳細にレポートした作者渾身の一作です。 私も本書を読むまで気づかなかったのですが、同一レースの一つの事故でレーサーが2名 命を落としたのは、モータースポーツ史上においても この事故だけなのだそうだ。 本編が350ページ以上もあるが、関係者の生々しい証言や、当時の事故に至る時代背景を詳細に描き、非常に読み応えのある作品である。 ある のだが、 ここでもやはり私は、作者の恣意的な誘導に戸惑いを感じざるを得なかった。
この作品のクライマックスでは、事故発生のきっかけとなった二人のドライバーへのインタビューがなされるのだが、北野元に対しては 今でも事故のことを悔やみ、亡くなったドライバーに思いははせる人間的な一面を強調しつつ、もう一方の主役である 黒沢元治に対しては どこか他人事のように感じている無表情な男として描いているのだ。 結果的に作者は読者に対して、どちらにいっそうの非があるのか印象づけようと誘導しているように感じるのだ。(これらはあくまでも私の読後の感想です)
このように、中部には直接的な指摘は控えながらも、行間で読者を誘導するというスタイルを好んでいるのではないか? それがこの人のジャーナリズム上の美学となっているのではないかということです。 一方で、書きたくても書けなかった事情もあったかも知れません。 「光の国の・・」は小学館という大きな出版社から刊行されています。 90年中期には確かにソーラーカーブームということもあって、小学館のBE-PALからも参加車両が出ています。 小学館がバックについて刊行されたようですが、やはり小学館筋からスポンサーとなるトヨタ・日産の名指しは止めてくれと言う要請があって、泣く泣くこのスタイルになったのかも。 幸い、トヨタ関係者はこの本の意図に気づいてなかったらしく、トヨタ社員向けの図書館にこの本が堂々と鎮座していたとトヨタの先輩から聞いたときには笑いが止まりませんでした。
さて、当時はソーラーカーがブームだったと書きましたが、このときは今のようなSDGsでもCNでもなくて、単なる石油枯渇対策として研究されていました。(燃料電池も同様) ただし、当時の研究者達でさえ、太陽電池やバッテリーの劇的な性能向上が見込めないため、ソーラーカーが代替エネルギー車の主役となることはないと判断していました。 今じゃ、どのメーカーも(マスコミを代表とする世論も)、BEVの開発にしのぎを削っています。 このワールド・ソーラー・チャレンジのこともすっかり聞く機会がなくなったので、とうの昔に廃止されてんだろうなと思って調べてみると、なんと今でも続いているじゃありませんか! 今ではコンペティターの主役はメーカーから研究機関や大学に移り、ソーラーカーの性能向上によって太陽電池面積の縮小などレギュレーションも色々と変わりながらも、現在も継続して開催され続けているそうです。
さて、総括です。 はたして、この2冊に書かれたことは真実なのか? 私は、「福沢幸雄事件」は ほぼすべて真実。 「光の国」は、学生への妨害はあまりにもリスクが大きいので??ですが、それ以外はやっぱりほぼ真実かなぁと思います。 今でこそトヨタはモータースポーツに熱心な会社と言われていますが、それは本当にここ数年のこと、これらの本が書かれた当時のトヨタさんは、必ずしもモータースポーツに熱心ではなかったし、レース屋としての技術も勘所も持ち合わせていなかったと思います。 これは、トヨタの能力的・体質的な側面。
それから、当時の時代背景的な側面としては、特に福沢の事故が起こった当時は企業モラルが今ほど問われていなかったという側面もあるでしょう。 例えば銀幕の世界では、田宮次郎の「黒の試走車」「あの試走車を狙え」や植木等の「日本一のゴマすり男」などで描かれたように、企業スパイなんてやってて当たり前だと世間から思われてたということもあります。 実際に販売競争に明け暮れていて、少々手段を選ばない強引なやり口が当たり前に行われていたのでしょう。 そう、今は国内販売はトヨタ1強ですが、前世紀はトヨタ×日産×ホンダ×以下略の販売競争は、まだ”競争”と言われるくらい混沌としていました。 何かのきっかけでシェアが逆転するというのは当然でした。
最後にトヨタの地理的な側面。 都会的な日産やホンダと違い、所詮トヨタは三河の田舎財閥。 中央から離れたところで王国を築いていたトヨタ(と、その社員)が世間の風潮からはかけ離れた価値観で行動していたという側面もあるのでしょうね。 これは、ライターさん達も同じで、”三河の田舎企業が何を偉そうに”と思って 告発に踏み切りやすい環境にあったのかも。
本当にかつてのトヨタさんはモータースポーツ音痴でしたが、今では理不尽な性能調整をかけられたり、モータースポーツで地域振興!をマジパネェレベルで実践していたり、モータースポーツと次世代エネルギー車の両立を目に見えるカタチで行っていたりと、まさに現代と近未来のモータースポーツにおいて欠くことの出来ない存在となっています。 本当に面白いというか、なんというか。 モリゾウさんは車両故障でクラッシュした自社のドライバーへねぎらいの言葉をかけるを忘れませんが、是非、福沢と川合の名誉回復をしてほしいものです。(それからもし事実だったら早稲田への謝罪も) たぶん、みんな怒らないよ、もう。
盛夏の買い物 蓬莱泉「吟」とかサマージャンボとか [ショッピング]
今日は一粒万倍日ではないけど、それに次ぐいい日だそうで、それではとサマージャンボを買いに行きました。 まずは設楽の関谷醸造へ行って、「空」と「吟」の夏分の予約を引き取りに。
1セットは実家へ送ってもらい、うちの分の1セットを購入。 この1年、体重が微増し続けているので酒量を半減した(3杯/週)関係で、まだ冬に買った「空」が余っているんですが。
それからR257を下って、ふぁすと長篠へ。 まず冬とGWのジャンボ計5セット換金。
3,000円が2本当たってました。 この調子で頼むぞ! ラッキー猫の”ふくちゃん”は今日見当たらず。 仕方ないので、ふくちゃんの木像にサマージャンボをスリスリ。 さあ、昼時です。 昨年初めて このふぁすと長篠に来たときに見つけてお気に入りになった、「タヴェルナ・セグレート」へ。 12時過ぎに着いたんだけど、誰もお客さんいない。 何かあったのか? まあ、我々が食事してる間に次々とお客さんがやって来て、駐車場もほぼ満杯になりましたけど。 今日は夏休み初日なので、マダム連中の出足が鈍いのではとは ヨメ様の弁。
スープ、前菜、パスタ、デザートと食後のドリンクが付いたランチのBコースがおすすめです。
まずはトウモロコシの冷製スープ。 去年の夏に来たときに、このスープの美味しさにすっかりはまりました。
私の前菜、海鮮のマリネ・ガスパッチョソース。 うまいっす。
ヨメの前菜、夏野菜のキッシュ。 これも美味しいです。 手が込んでいます。
青唐辛子とベーコンのアーリオオーリオ。 ここのパスタ、本当に熱々です。 去年の冬(年末ジャンボ)に来たときは、うかつにもフウフウせずに口に含んで、危うく熱さで吐き出すところでした。
私のデザート、マチェドニア。 フルーツポンチ?
ヨメのデザートはコーヒーゼリー。 ここのランチは、デザートも絶対注文すべきです。 美味しかったです。 また、今年の年末ジャンボの時に来ます。
さて、用事も済んだのであとは帰るだけですが、ここまで来たんだから豊橋まで行って「マッターホーン」に行くか、それとも...
ああ、豊川稲荷に行って、子供の就職祈願のお礼参りしなくちゃね。 暑いので、お参りして、ロウソク灯して、おみくじひいて... 滞在時間 7分くらい(駐車場500円)。 ちなみに子供は今、与野で都会生活を満喫しています。 さて、このまま帰宅の途に就くと見せかけて、もう一軒。
R1で本宿行って、葵園さんのかき氷。 ここ数年はプラスティックの容器だったのが、普通の陶器の容器に戻ってる。 これもコロナ5類のおかげか。 最近、うちの会社ではコロナ患者増えてるけど。 一月前に私の夏風邪がうつったヨメが、未だに味がわからないって言ってるけど、ヨメはコロナじゃったんかいのぉ? 咳だけで熱は全然出なかったんだけど。
さて、充実した休日を過ごせたのぉとまったりしてたら。重要なことに気づく。 WEC富士戦のチケット、昨日からじゃん!
旧ドリフトコース指定券、危なかった。 案の定、1コーナーパーキングは売り切れ。 ところで、このチケット、ぱっと見 3日間有効みたいな感じだけど、土日分です。 金土日通し駐車券つくって欲しい。 WEC富士の現地観戦は、多分今年が最後かな?