ミハエル・シューマッハー・カートセンターとシューマッハーのカート場 [モータースポーツ]
日曜日、アクションコンセプトの撮影用アウトバーンを探しに行くついでに、ケルペンのミハエル・シューマッハー・カートセンターに寄りました。
クロイツ・ケルペンを降りると、すぐに標識が。 地元では有名な観光スポットです。 ケルン市の西隣にあるケルペンという小さな町は、シューマッハー兄弟が幼少時を過ごしたところです。 兄ミハエルはこの地元のカート場でその才能を発揮し、Ｆ１ドライバーにまでなります。 そして弟のラルフも兄に続いてモータースポーツの世界に入っていきます。
Ｆ１で成功したミハエルは、この地に自分の名を冠したカート場を作ります。 所長はお父さんです。 クロイツ・ケルペンから少し西側、アーヘンに向かうＡ４のすぐ北側にあります。
このカート場は本格的な競技用ではなく、一般の人が気軽に利用できる体験型レジャー用。 写真奥はインドアカート場。
こちらがアウトドア用。 もちろんタイミングシステム完備で自分のラップタイムの記録がプリントアウトされます。 レストランやシューマッハー・グッズの売店も併設され、気軽にモータースポーツ気分を味わいたい人や、職場の親睦会などでにぎわっています... て、お客さんいないですね。 日曜の開店直後とはいえちょっと寂しい。 ミハエル現役時はとっかえひっかえ客が来てたんですがねえ。 お昼過ぎにもう一度前を通ると７分くらいの入りでした。
ちなみに私は、ここのインドアカート場で走ってた途中に財布を落としまして... ジーンズの後ろポケットだと財布がカートの固いシートにはさまれてダメージを受けるのでジャンパーのポケットに入れてたのが走行中に落ちたようです。 カートを降りてすぐに探しましたが見つからず。 目撃者の話ではしばらくはコース上にあったとの事ですが。 それで、カート場の人に事情を話して一緒に探してもらったのですが見つからず。 カート場のマネージャーさんがよくしてくれたのですが... 取り合えず、紛失・盗難ということで地元ケルペンの警察に届けに行く途中、ケルン市内の警察署から携帯に電話が。 なんと、なくなったはずの私の財布がケルン市内で発見されたと！！！
なんじゃそらぁー！！とケルンの警察署に駆けつけると、私たちが一生懸命に財布を捜している頃、ケルン市内の公園に落ちていた私の財布を通りすがりの人が見つけて、この警察署に届けてくれたそうな。 案の定、現金だけ抜き取られている。 賊はカート場で私の財布を拾い上げると、さっさとケルン市までトンズラして現金だけ抜いて捨てたのです。 カード類には手を付けられていなかったのが不幸中の幸いでしたが、本当に悪い奴いるなー、ドイツ。
ま、それはそれとして、元の話に戻ります。
では、ミハエルが実際に走ったカート場はというと、ここからさらに西に数キロ。 今度はＡ４の南側のマンハイムという小さい町のはずれにあります。
ここがケルペン・マンハイム・カート場。
日曜の朝ですがにぎわっています。 もちろん、走っているのは明日のシューマッハーを夢見る子供たち。 大人たちは子供のサポート係です。
シューマッハー家はあまり裕福でなかったのですが、ミハエルは父の手作りのカートで走り始めます。 すぐにミハエルの才能に気づいたこのカート場のオーナーのバックアップを得て、彼はステップアップをしていくことになります。 父はミハエルをサポートするためにこのカートクラブで働き始めます。 今は亡きミハエルの母も、このカート場のレストランで働くようになります。
現在のレストラン。 シューマッハー親子が走ってた時のままかはわかりません。 レストランの中には明日を夢見る子供たちの写真がいっぱい貼ってあります。 残念ながら、その中にシューマッハーの写真があったかどうかは確認できていません。
ちみる様、
財布の件、災難でしたね。カートコースの中（？）では、財布も目立つが、拾う作業も目立つのでは？と思いますが。（まあ自分の財布を拾っているということもありえますが）シューマッハーカートセンターのインドアではバーが上から見下ろすようになっていますし、図太い神経してます。マンハイムのカート場は本気のカート場のようですね。レンタルはないのかな？職場でもカート会があり、楽しみにしていますが、インドアの場合が多く、私はアウトドアがすきなので情報ありがとうございました。
by banna (2009-03-26 05:49)
ｂａｎｎａさん
シューマッハー・カートセンターでは、初回にカードを作っておけば２回目以降、カードを提示するだけで書類記入等が省略できます。 また、ヘルメットの下に被るマスク（カートセンターのロゴ入り）ももらえるのでお得ですよ。
by ちみる (2009-03-26 15:11)