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デュッセルドルフ日本デー開催される [生活]

デュッセルドルフの日本人社会を襲った新型インフルエンザ禍にかかわらず、同市のエルバース市長は本日(13日)の”デュッセルドルフ日本デー”を予定通りに行う英断をされました。 あわせて同市長は総領事館を通じて、在独日本人に向けてのメッセージを寄せられました。 メッセージの中でエルバース市長は、正しい医学的な判断の元にインフルエンザ禍に臆することなく市民交流祭参加を呼びかける一方、感染した邦人ならびにその家族を気遣い、患者の皆さんが全快した後にあらためて市民交流祭をやりましょうと呼びかけています。

在デュッセルドルフ日本国総領事館HPに寄せられたエルバース市長のメッセージ(日本語)

 http://www.dus.emb-japan.go.jp/profile/japanisch/j_konsular/j_pdf/090612_OB_an_GK%20schweinegrippe.pdf

 

日本国内ならまず間違いなく中止になるようなケースですが、市長の毅然とした態度に敬服せずにはおれません。 

一方、今回感染された邦人の患者さんは既に50名を超えました。 感染が確認された方、ならびに疑いのある方は感染拡大を防ぐため、ウィルスの潜伏期間を考慮し最大17日間の自宅待機を要請されています。 この間、買い物に出ることはもちろん、外部の人との接触も制限されています。 本当に患者さんやご家族の皆さんのご苦労が推し量られます。

この事態を受け、総領事館では昨日から自宅待機されている方への処方薬や身の回りの品の宅配支援を開始したそうです。 実は一昨日までは身の回りの品の宅配は知人に頼んでくださいという内容だったんですが、すぐさま総領事館での直接支援や業者の斡旋をするように改まりました。 ここ数日で行政の反応が各段によくなっているような気がします。

翻って自分たちが感染した場合はどうするかをヨメと一緒に考えています。 デュッセルドルフには平時でも日本食材店で買い物をすると宅配してくれるサービスがあるのですが、我々の住んでいる地方都市にはそのようなことは期待できません。 今のうちから非常食などを増やしたり、家庭医の電話を再確認したりと少しずつ準備をしています。


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けん母

デュッセルに住む友達が5月一時帰国した時に「JapanTagに商工会議所からの依頼でお手伝いするの」と言って浴衣を買ってドイツへ帰りました。私は「その様子をメールで送ってな~」と伝えてたのですが、携帯に「新型インフルエンザ日本人学校関係者多数で日本デーは中止になった。せっかくゆかた買ったのにな~」と嘆きのメール。「また来年あるやん」と返したけど。 なかなか浴衣着てデュッセルの街は歩けないですもんね~。
私は10年前子供がちょうど1歳で日本に帰国したのですが、まだその時はそんな催しがなかったです~。
ライン川で夏は花火大会みたいなのなかったでしたっけ???
by けん母 (2009-06-20 21:50) 

ちみる

けん母さん
お友達も、後日あらためて行われる予定の”友好夏祭り”で浴衣が着られると思いますよ。 
ライン河は夏はあちらこちらで花火をやっています。 今日買い物に行ったケルンでは7月11日という広告が貼ってありました。
by ちみる (2009-06-21 05:03) 

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