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トヨタは東富士研究所を潰して、Woven Farmを造ろうとしている?? [のりもの]

 豊田市の下山地区。 ”ふるーる”という小さな洋食屋さんがあるので、たまに行くのですが... そのお店がある交差点の東側。

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 そこに大きなプレハブの工事事務所があります。 これは、トヨタの下山テストコースの建設事務所です。

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 下山テストコースは、ニュルブルクリンクを模したカントリー路が有名ですが、そこは全体のごく一部に過ぎません。 実態は上図のように、研究施設と厚生施設のある西工区、カントリー路を中心とした中工区、そして巨大な高速周回路を中心として研究設備を多数備えた東工区と、650haにもなる巨大施設です。(東京ドーム138個分!、ナゴヤドーム 54個分!、マツダスタジアム 130個分!!) そして、下山テストコースの工事は今なお行われていて、平日の昼などは、”ふるーる”の並びのコンビニに多くの工事関係車両が駐車しています。

 で、注目したいのが、高速周回路の大きさ。 Googleマップで比べてみると、下山のものは裾野市にあるトヨタ東富士研究所のそれより格段にデカいのです。

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 確か、東富士の周回路は6kmと聞いたことがあるので、下山のは10~12kmくらいあるのかの? そして、下山の敷地は、東富士研究所が そっくりそのまま引っ越しても充分に余りある規模なのです。

 ここで、疑問。 これから電動化やカーボンニュートラルで研究のリソースが大変なことになるのは想像出来ますが、上のような研究施設を二つも同時に運営するようなカネが、果たしてトヨタさんと言えどもあるのでしょうか?? 上の写真にも映り込んでいますが、東富士研究所に隣接する旧TMEJの工場は 未来実験都市”Woven City”として生まれ変わる工事が始まっています。

 そこで、ズバリ予言。 トヨタは東富士の機能を下山に統合して、その跡地をWoven Cityの第2工区とするのではないでしょうか? それもタダの街の拡張ではなく、Cityの機能を補完する 実験農場”Woven Farm"、あるいは建築木材を供給する 実験林”Woven Forest”とする構想を持っているのではないでしょうか?

 この、突飛に思える構想には、実は傍証があります。 当時は余り話題にもなりませんでしたが、Woven City起工式前にモリゾーさんが裾野市や御殿場市を表敬訪問した後に、当時の御殿場市長が『Woven Cityには御殿場市が含まれる』と発言して、後日、トヨタの指摘を受けて訂正するといったことがあったのです。




 この元御殿場市長という人、実は先の衆議院選挙で ”リニア通せんぼジジイ”の川勝静岡知事に、『御殿場にはコシヒカリしかない』と言って攻撃された人なんですが、そういう人だから うっかり間違ったのでしょうか? 私も地図で確認したのですが、東富士研究所は確かに御殿場と裾野市に跨がっていますが(トヨタは地方自治体に公正に税負担するために市境を跨いで工場を建てることがある)、旧TMEJは裾野市にしか属していません。 豊田社長が会談の席でそんな誤解を招くようなことを言ったり匂わせたりするでしょうか? ここはやはり、極秘の東富士転用計画を聞かされた後、うっかり口が滑っちゃったと考えるのが自然ではないでしょうか?

 ちなみに、先の衆議院選挙からみで もう一つ下山関連の話題。 先の選挙ではトヨタの地元の愛知11区に出馬予定のトヨタ労組出身現職議員が、公示直前に突然立候補を止めて、事実上 愛知11区が自民党候補のものとなったのですが、これは下山テストコースの敷地売却に自民党の県議連が重要な役割を果たしたことへの見返りだ!という見方も地元ではささやかれているのです。


 もう一つ傍証があります。 下山から降りてきたところの松平地区の外れにある、トヨタの厚生施設 フォレスタヒルズが老朽化を理由に22年3月で閉鎖となります。 季節のフルーツを使ったパフェがお値打ちに食べられて、しかもそれほど混んでないという穴場だったんですが... 実はこのフォレスタの跡地の利用法はまだアナウンスされていないのですが、東富士からの移転組への社宅として転用されるのでは....と、私はにらんでいます。 さあ、下山地区と東富士地区、いったいどうなるのでしょうか? 

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