水漏れした明治用水というか、桜で有名な豊田市の水源公園に行きました。

　豊田市の明治用水取水口が大規模な漏水で工業用水や農業用水が取水出来なくなっているとのこと。　おかげで、トヨタ系のメーカーでは自家用の井戸を使ってかろうじて操業しているものの、節水のために不急の従業員には在宅を勧めているとか。　また、農業用水も止まっていて、日本のデンマークこと安城市近辺の田畑がピンチになっているとか。

　明治用水というとピンと来なかったんですが、地図で確認すると桜で有名な水源公園のことですね。　ここの取水堰の上流は、カヌーとかSUPやってる人もいるスポットです。　それが、日照りの時のダム湖のような状態になっています。　今日は年休だったんで、早速行きました。

　駐車場満杯でした。

　いつもは草地のすぐ際まで水があるのですが、見事に干上がっています。　平日なのに見物人多い。

　川底は意外にも砂地でした。　てっきり、自転車とかバイクとかが捨ててあるかと思ってたら、以外ときれいです。　廃タイヤが一つと、あとは空き缶が数個程度です。　特にヘドロが堆積してるところもありません。　きれいな水だったのね。　浅瀬では魚が跳ねていたり、それをサギが狙っていたり。　一見、のどかな自然のようですが、岸近くではカラスガイ等の死骸も見られました。　結構、生物へのダメージもあるのでは？　この機を狙って、ブラックバス退治をしても良いのでは？

　いつもは水没している昔の堰も見えます。　右側がいわゆる明治用水の取水口に流れるとこです。　ちなみに穴が空いたのは画面の左側の方。　右側の取水口回りは工事関係者の車両がわんさか。

　そして、取っ替え引っ替え一日中飛び回ってる報道ヘリコプター。　ご近所の人うるさいでしょうね。　ある種のメディアスクラム。　そんなに各社毎日来なくても。