クルマ探し in Europe (2) [ヒストリー]
建屋の右手の事務所というか、ただカウンターがあるところでひたすら従業員を待つ。
5分くらいしてようやく中から人が出てきたので、「クルマ見にきたんだけど」と告げると、中へ入れと言う。 カウンターの中に入っていくと、やっぱり倉庫だ。 床に歩行帯があるので、それにしたがって中に。 おお、中にはいろいろなクルマが並べられている。
「エリーゼ、マークⅠを見に来た」というと、これなんかどうだと状態のよさそうなクルマを見せてくれる。 どうやら、イギリスから直輸入したみたいだ。 試乗できるかと聞くと、すぐに準備してくれ、敷地内(建屋の周り)を数週走らせてもらう。
「おー、これがロータスかぁ」とちょっと感激。 車の状態もまあまあよくて、エンジン・フードを開けるレバーのたった1箇所しか壊れていない。 なんか買ってもいいかなーと、いろいろドイツで登録する際の手続きを聞く。 やはり、イギリスから持ってきたようで、ドイツ(ヨーロッパ)で登録するためには、ライトを右車線用に変更しないといけないらしい。 また現状渡しで、壊れているところは自分で修理に出さないといけない。
ちょっと考えてくるねと、Eindhoven市内に食事に行く。 事前に調べていた日本食レストランに行くが、一軒目はホテルの中だが誰も客がいない。 2軒目はすでにつぶれていた。 3軒目でラーメンと寿司にありつくが、so soなレベル。 店員も中国人だし。(でも、結構はやっている)
そんなこんなで、すっかり頭の熱も冷め、結局は購入しないことに決定。 手続きやメンテが大変そうなのと、なんといっても最大の問題点は乗り降り。 クルマの構造上、ドアをがばっと開けてエイヤッと乗りこまないといけない。 出るときも地面に転げ落ちるような感じ。 うちの狭い地下駐車場では、ほぼ乗り降り不可能だ。 右ハンドルもマイナス。
で、律儀にも買わないよと挨拶に戻る。 期待して待ってたら悪いと思ったのだが、向こうの人はなんでまた来たのくらい。 まあ、いい勉強になりました。 この店はロータス以外にも、いろいろな掘り出し物があって、一見の価値ありです。
帰途、Eindhoven郊外のショッピングセンターでオランダの食材とクロケットを買って帰る。 貴重な夕食材料として、家族から喜ばれました。 (続く)
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