ガルネリ返還へ

フランクフルト国際空港の税関で没収された、日本のヴァイオリニスト堀米ゆず子さんの時価１億円といわれるガルネリが無事に無償返還されることになったとか。　ヴァイオリニストが肌身離さずに持ち歩いている名器が空港で没収されるという前代未聞の事態が注目された事件でしたが、実はこのフランクフルトの税関はビジネスマンの間ではかなりの難関として有名でした。

とにかく、仕事で使っているパソコンとかデジカメとか、中古だろうが関係なくやたらめったら関税をかけまくります。　日本でパソコンやカメラを新調してきた時には、必ず購入を証明できる書類（領収とかレシートとか）を忘れずに携帯せよと、よく注意されたものです。

今回、日本のヴァイオリン奏者から世界的な名器を没収した職務に忠実なドイツ人の税関職員。　いかにも厳格で融通の利かないドイツ人のイメージどおりですが…　でも、私も永年ドイツのお役人さんと付き合ってきて感じたことですが、違うんですよね、人によって。　

システムやマニュアルは完璧（そう）で、役人も厳格に執行する。　でも、人によってその解釈が全然違う。　おんなじ手続きでも毎年やることが違う、人が変わると。　そして融通が利かない。　

優れた科学技術を持ち、命令に忠実な勤勉な兵士がいるのに、何故ドイツは第一次世界大戦にも第二次世界大戦にも負けたのか？　ドイツの役所で待たされながら、「だーめだこりゃ、これじゃ戦争勝てんはずだ…」とつぶやいた昔も今はいい思い出に。

神戸の中華街で飲茶？

神戸に行ったら、ぜひ中華街に行こうね、というのが今回の旅行の目的でもあった。　しかし、事前に評判の店を調べると、「中華街にはいい店はない」とか「本当においしい中華は中華街の外の駅のそば」とかいう評判が。　まあ、そうなんだろうなと思いつつ、一度は冷やかしで行ってみんと。

 

豪勢な食事は夜行くこととして、とりあえずは飲茶なんか食べられたらいいな。　実は事前に調べたら、あまり飲茶の店はありませんでした。　どれもこれも同じに見えるので、店頭のメニューを確認して「飲茶セット」があった店に入る。

と、この店、おもにお持ち帰り専門店あるいは地元中国人の賄い専門店と見えて、食器が全部プラスチック。

たぶん、この点心も冷凍ものかな？　どうやら神戸中華街の中でも最も底辺近くの店に来たようですが…　別にガッカリしたわけでなく、むしろ、神戸中華街の本質が理解できたような気が。　神戸中華街は、別に本格中華料理店の集合体でなく、本当の世界各地にある中華街の一つなのですね。　だから、立派な中華料理店を期待した日本人のイメージとは違っているんですね。

私（と家族）はいろんな国の華僑がやっている中華料理の店に行き慣れているので、別に全く違和感ありませんでした。　店内には中国人の商売やってる人がたむろしたり、店の子供が店内で昼の弁当食べてたり（中身は全部から揚げでした！）。　むしろなんか懐かしい。　これはこれでありかな。

で、その日の夕食。　神戸港クルーズの後、港横のモザイクに。　ビュッフェレストランのジンギスカンに触手が動きましたが、２階のシュラスコの店に。

 

やったー、肉肉！！　神戸牛なんて食べなくても、岩塩で味付けした、この赤身のジューシーな肉をたらふく食って幸せ。　家族も大満足の様子。　だから、ケルンのシュラスコレストランに行こう行こうってパパ何度も言ってたでしょ。

今年の夏連休は

みなさん、夏季休暇をいかがお過ごしですか？　実は我が家は子供の夏休み入りに合わせて、すでに帰省と旅行を済ませてきました。　夏休みでもお盆外すと空いてますねぇー、観光地。

 

「いいか坊主、忘れないようによく見ておけ！　あれが大和だ、日本の男の船だ！」　旅行先の広島で行った大和ミュージアム。　このセリフを記事のタイトルにしようかと思っていましたが、すでにおんなじこと考えてらっしゃる方がいました。　私らの世代には忘れられないセリフです。 

クアハウスとフライングダッチマン 「ホテル時間旅行」

バーレーンＧＰ、まさか開かれるとは…　で、その国際映像に日本からコメントをかぶせている中継を見ていたのですが、９時になったのでＢＳ日テレに。

金曜日のこの時間は「ホテル時間旅行　～クラシックホテル憧憬」を楽しみにしています。　ホテルの備品と会話ができる不思議ちゃん兄妹が、祖父の遺品を頼りに世界の歴史あるホテルに旅して、そしてホテルの備品と会話をするという番組です。（なんのこっちゃ）

今日のホテルはスケベニンゲンのクアハウス。　行ったよー！　泊まったよー！

 

この番組を見てる理由の一つは、いつか自分の行ったホテル・観光地が出るんじゃないかなぁーという期待。　ついに初めて巡り会えました。　この喜びを誰かと分かち合いたいんだけど…

で、今回の備品はこのお姉さんでした。

 

コスタ・コンコルディア？！

ここ数日、巷をにぎわせているコスタ・コンコルディア号。　おかげでワイドショーでもクルーズ船の特集をやっているようで、ヨメが、「今日、ミヤネ屋で豪華クルーズ船の特集やってたよ。　懐かしいねぇ。」と。　そういえばと、’０９年に行った地中海クルーズの時の写真を見直していると、ん？　コスタ・コンコルディア？？？

 

クルーズの最初の寄港地であるナポリ港で、我々の乗船　AIDA bellaのとなりに停泊してたのがコンコルディア号だ！！

 

ナポリ港を出港するAIDA bellaの後方に見えるコスタ・コンコルディア号。　まさかこんなことになるとは…　

日本人が利用する豪華クルーズ船はCostaとかMSCとか、イタリアの会社が多いけど、やっぱり主要スタッフがドイツ人のAIDAのほうが安全かな。　ちなみに、我々の乗ったAIDA bellaは現在、カナリア諸島で無事に航海しています。

福井 弾丸蟹ツアー！

年末に福井まで蟹喰いツアーに行きました。

 

北陸道は木之本からチェーン規制が出ていたので下道から行きました。　融雪システムのおかげで何とかノーマルタイヤでも敦賀までたどり着くことが出来ました。（チェーンは携帯していますが、着けるのと外すのが面倒臭いので…）

 

うちで蟹といえば三方五湖です。　私は独身時代から、この日向湖畔の民宿２軒を交互に利用していましたが、子供が出来たのと海外赴任のため、今回は１３年ぶりのカニツアーです。

 

今回利用した民宿さん。

まずはカニ刺しとゆでガニ。　今回は、大人二人・子供一人ですが、蟹フルコース２人前と子ども料理です。　２人前を家族３人で食べて、ちょうどいい量です。

 

次は焼きガニ。

ちょっとあぶるだけでOK！　越前ガニが初めての子供も、おいしそうにはぐはぐ食べています。

 

焼きガニの〆はカニみその甲羅焼き。　あー、日本酒を入れればもっとおいしいんだけど、女子供もいるので自粛。

次に鍋。　こっちにもカニみそが。　

 

とどめの〆はカニ雑炊です。　これが食べたくて、わざわざ三方まで来ています。　一人前で越前ガニが２ハイ、セイコガニが１パイついています。　敦賀だと、「日本海魚街」などで越前ガニを１パイ10,000円～12,000円くらいで売っていますが、やっぱり信頼のおける店で新鮮なものをいただきたいですね。

翌日の朝食。　おいしゅうございました。　また２年後くらいに食べに来られるといいですね。

クリスマスマーケットの設営始まる

いつもウォッチしている、ケルンの大聖堂前の広場のWeb Cam。

 http://www.domhotelcologneview.com/

昨日から、クリスマスマーケットの設営が始まりました。

グリューヴァインが懐かしい。

挙母祭り

先週末、あの世界のTOYOTAのおひざ元の愛知県豊田市に「挙母祭り」を見に行きました。　挙母（ころも）とは、豊田市のもともとの町名だそうです。

 

この祭りの特徴は町内会ごとの山車からバラまかれる華やかな短冊です。　この短冊はコーナーで山車を回頭させる為の潤滑剤の役割を担っていますが、見た目が花吹雪のようで大変優雅です。

 

祭りはこれらの山車が挙母神社に一台ずつ入場することでクライマックスを迎えますが、人だかりがすごいので省略。

 

山車の後からは清掃班が出動です。

熊本城宇土櫓とおてもやん

熊本観光の目的は熊本城。　交通センターから城めぐりんバスと無料シャトルバスで天守へ。

 

大変立派な城でしたが、熊本城もコンクリート製なのね。　元々の天守は西南の役で焼失したそうです。　てっきり、城全体がオリジナルのままと思ってたんですが。

 

営業する殿様。　名古屋の戦国武将隊が出来てから、どこの城にもこういうのがいます。

で、すごかったのがこの宇土櫓。　こっちが城めぐり番組などでよく紹介される、昔のままの建造物です。　中にも入れますが、これが素晴らしい。　熊本城に来たら是非見てみてください。

さて、熊本観光を終えてホテルから城めぐりんバスで熊本駅に。　城めぐりだけど熊本駅にも通じてます。　熊本市内を巡って１３０円で駅に。　熊本お得。　

 

熊本駅の在来線口と新幹線口を結ぶ地下通路にはおてもやんの歌詞が。

 

意外といいぞ、熊本。

そして熊本へ

山口で二日過ごしたあとは、熊本へ。　新山口から熊本まで１時間半かからない、近い！熊本。

昼に熊本駅に着いて、市バスに乗って宿泊先の交通センターへ。

 

すごいね熊本。　バスが一律１３０円、市電が１５０円。　この交通センターからは熊本城めぐりの城めぐりんバス（１回　１３０円）の他、九州各地への長距離バスも出ています。　交通センターのターミナルビルには県民百貨店というデパートや、飲食店街があって大変便利。　熊本城に歩いて行っても１０分くらいで行けます。

 

センターの地下街には、「こむらさき」と「桂花」という熊本ラーメンの店が入っているので、とりあえず有名そうな「こむらさき」へ。　味薄っ！！　非常にクセのないラーメンでした。　この日は夜も地下街の飲食店で済まし、馬刺しや辛子レンコンを楽しみました。

 

宿泊も交通センターホテルでした。

次はここを拠点に九州各地に繰り出してみようか。